履歴を利用するには
今回紹介するファイルの履歴を利用するには、OneDrive上に保存されていて、その上で編集されていることが条件になる。OneDrive以外の場所に保存されていても使えないので注意してほしい。
最も簡単なのが、Windowsのエクスプローラーで右クリックからの利用だ。この方法が使えるのは、OneDriveのアプリがインストールされていることが条件になる。

このファイルの履歴を使う

ファイルを右クリックして、「その他のオプションを表示」をクリック

「バージョン履歴」を選ぶ

ファイルを編集したタイミングの履歴が表示されるので、選択する

クリックして「復元」を選べばいい
ブラウザーから便利に使う
もっと便利なのが、OneDriveのオンラインからの利用だ。ブラウザーでOneDriveにアクセスすると、メニューから「バージョン履歴」が利用できる。この方法では、そのバージョンの内容をブラウザー上からプレビューできるのが素晴らしい。
バージョン履歴を使うと、間違った上書きなどにも対応できる。特にメンバーとファイルを共有している際には、欠かせない便利な機能だ。

タスクバー右のOneDriveのアイコンから「オンラインで表示」をクリックする。もちろん、ブラウザーからOneDriveを開いてもOKだ

ファイルを選択したら、メニューから「バージョン履歴」をクリックする

タイミングごとのファイルをプレビューできるのが便利だ
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