6/24〜6/30 スマートワーク・働き方改革関連ニュースを一気読み!



週刊スマートワークzine - 第50回

6月24日(土)〜30日(金)の1週間に報じられたスマートワーク・働き方改革関連ニュースを一気読み! 独り歩きする資料作りの肝は「数字・言葉選び・レイアウト」/「働き方改革に関する実態調査」を日本国内で実施/グーグル社員はなぜメールを使わないのか/リモートワークはなぜ制限されるのか?/仕事が遅い人は「着手する順番」が誤っている/座った状態でのパソコン作業を禁止/etc...

文/陣武雅文


独り歩きする資料作りの肝は「数字・言葉選び・レイアウト」
(ダイヤモンド・オンライン/6月29日)

 プレゼンすることが前提の資料は口頭で説明するため、文字などが少なくてもいいが、社内で回覧される資料は、その内容だけで情報を誰にでも正確に伝えなければならない。本記事では、そんな資料に不可欠な要素と、その内容について詳細に解説している。なお記事中では、当サイトにてMS流のスマートワークをわかりやすく解説していただいた小柳津篤氏が作った図版も紹介されている。

「働き方改革に関する実態調査」を日本国内で実施
(GMOリサーチ/6月27日)

 GMOリサーチが国内を対象に「働き方改革に関する実態調査」を実施。企業の課題、問題点から、働き方改革への取り組み、ITツールの導入などについての質問が行われた。結果として、人材不足という課題を抱えているほか、取り組み自体への必要性を多くの企業で感じていることが判明した。

グーグル社員はなぜメールを使わないのか
(ダイヤモンド・オンライン/6月26日)

 Googleで働いた経験が盛り込まれた書籍『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』のレビュー。メールではなくチャットを使う、プレゼン形式の会議をやらないなど、グーグルの仕事術が収められている。本記事ではその要点を紹介。

リモートワークはなぜ制限されるのか?──シリコンバレー在住の起業家がその仕組みを解説
(lifehacker/6月28日)

 シリコンバレーでリモートワークを制限する会社が増えてきているという記事。会社規模とリモートワークの関係、リモートワークのメリットとデメリットなどについて語られている。

ドコモ、テレワーク導入をサポートする「ワークスタイル・イノベーションパッケージ」
(CNET/6月27日)

 NTTドコモがテレワーク推進に必要な勤務制度や情報セキュリティ制度、モバイルICT、シェアオフィスなどをワンストップで提供する「ワークスタイル・イノベーションパッケージ」の提供を開始。

「ワークスタイル・イノベーションパッケージ」のイメージ図。

仕事が遅い人は「着手する順番」が誤っている
(東洋経済ONLINE/6月27日)

 怠けているわけではないのに思ったような成果を出せない人の共通点として「ボトムアップ思考」があるとする記事。ゴールを明確にした後に行動するトップダウン思考に比べ、まず行動するボトムアップ思考のほうがゴールが遠くなるとしている。

座った状態でのパソコン作業を禁止 パソコン用スタンディングテーブルの運用を開始
(アイリスオーヤマ/6月28日)

 アイリスオーヤマがパソコン用スタンディングテーブルの導入と、着席でのパソコン使用禁止を発表。まずは本部で開始し、全国拠点に拡大する方針。立ったままでのパソコン使用により集中力の向上、健康維持などを目的にしている。業務上必須な部署、身体的な問題がある場合は対象外。

パソコン用スタンディングテーブルの設置例。

GMOインターネット:中小企業のビジネス改革支援サービス販売課金プラットフォーム「KaKing(カキング)」を提供開始
(GMOインターネット/6月29日)

 GMOインターネット運営のクラウドサービス「Z.com Cloud」において、中小企業の支援サービスとして、販売課金プラットフォーム「KaKing(カキング)」の提供を開始。問い合わせから契約、請求、入金といった業務を一元管理できるとのこと。

高収入ほどFBメッセンジャーを愛用のワケ
(プレジデント/6月27日)

 現在発売中のプレジデント7月17日号から「『高年収vs低年収』ネット活用の違い解明」を取り上げている。年収1500万円以上と500万円未満の人に分けた分析では、メールを使う時間帯の違いや、高年収層のメッセンジャーやチャットアプリの利用傾向が高いことなどが挙げられている。

「いたわりや助け合い」のある職場と認識 課長8割、社員7割―職場のコミュニケーションに関する意識調査
(日本生産性本部/6月26日)

 公益財団法人 日本生産性本部が職場環境や社内コミュニケーションについてのアンケート調査を実施し、管理職と一般社員の回答の比較分析を行った結果を公開。比較的両者の認識に違いはないが、経営方針や理念の理解については約8割が理解しているとする一般社員に対し、浸透していると考えている管理職は43%という開きが見られた。

※日付は編集部がニュースをピックアップした日です。