筆者プロフィール:ジャイアン鈴木
EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。
2019/03/07
最近のイヤフォン、ヘッドフォンはワイヤレスが当たり前。左右がケーブルで接続されていない「左右分離型イヤフォン」も数千円で購入できるような身近な存在になりました。そんななかでもビジネスの現場で根強い人気があるのが片耳タイプの「Bluetoothヘッドセット」。今回はバッファローのベストセラーモデルをご紹介します。
文/ジャイアン鈴木
本製品はBluetooth 4.1対応の片耳タイプのヘッドセットです。本体サイズは13×62×26mm、重量は約11gとコンパクト&軽量ながら、連続待ち受け時間は最大約194時間、連続通話時間は最大約6.7時間が謳われています。
プロファイルはHFP(ハンズフリー)、HSP(ヘッドセット)、A2DP、AVRCP、Battery Serviceなどに対応。Bluetooth機能を備えている携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、プレイステーションなど幅広いデバイスで利用可能です。
製品パッケージ。最新OS「iOS 12」を適用したiPhone XS/XS Max/XRでも利用できるとアピール。実売価格は4,800円前後
製品本体。今回借用したブラックモデル以外に、シルバー、ピンク、レッド、ゴールドの5色が用意されています。シックなブラック、シルバーもよいですが、アクセサリー感覚でピンク、レッド、ゴールドを装着してもよいですね
左から電源スイッチ、ボリュームボタン、ファンクションボタン。電源スイッチはスライド式なのでボリューム操作の際に誤って電源をオフにしてしまうことはないはずです
充電端子はmicroUSB。その横にあるLEDインジケーターで本製品のステータスとバッテリー残量が確認できます
パッケージには本製品、取扱説明書、イヤーピース(ループタイプ)、イヤーフック、microUSBケーブルが同梱されています。製品自体にはフィットタイプのイヤーピースが取り付け済みです
本製品をセットアップする前にはまず充電が必要。充電はパソコンのUSBポートやUSB充電器から可能。フル充電するには約2時間かかります。
セットアップはNFC対応スマートフォンなら説明するまでもありません。電源を入れている状態で本製品をスマートフォンの背面にタッチし、あとはスマホのメッセージに従うだけでペアリング(接続設定)が完了します。パスキー(パスワード)を入力する必要もありません。接続する製品によってはパスキーを求められる場合がありますが、その際には「0000」を入力すればオーケーです。
充電はパソコンのUSB端子やUSB充電器で行ないます。付属のUSBケーブルは短めで使い勝手がよいですが、手持ちのUSBケーブルももちろん流用可能です
充電が終了したら電源を入れて、スマートフォンの背面(NFC部)に本製品でタッチします
スマートフォンに接続を確認するメッセージが表示されたら「はい」をタップ
操作はこれだけ。「Android 9」が適用された「Pixel 3 XL」ではパスキーを入力する必要はなかったです。なお本製品はバッテリー残量を伝える「Battery Service」プロファイルをサポートしているので、スマートフォン側にバッテリー残量が表示されます
本製品最大のメリットは装着感。イヤーピースを含めても約11gと軽量で、長時間装着していても負担が少ないです。また柔らかなゴム製イヤーピースは、ループタイプ(S/M/L)とフィットタイプの2種類が同梱されており、耳の形状や大きさに合わせて選べます。
カナル型のように完全に耳穴を塞ぐことはなく、また片耳タイプなので、実際に長時間装着しても圧迫感をほとんど感じませんでした。着け心地は軽いですが、イヤーフックのおかげで、ちょっと走ったぐらいでは脱落する心配がない点も気に入りました。
実測重量はカタログスペックよりも軽い約10.5g
一番左が新しく同梱されたフィットタイプ、右の3つがループタイプのイヤーピース。フィットタイプのイヤーピースのほうが柔らかく、また鼓膜近くに音を届けられるように「じょうろ」のような形状を採用しています。個人的にはフィットタイプが一番付け心地はよく感じました
通話品質も良好です。本製品は周囲のノイズを低減してクリアな音声を伝える「デュアルマイクCVC」機能を搭載。また「HD Voice(High Definition Voice)」に対応しておりVoLTE対応スマートフォンでは高音質に音声を伝えられます。さらに新開発の「3Dメタルアンテナ」を内蔵。本製品とスマートフォン間で安定した通信が可能なように設計されています。
先端部にひとつ目のマイク、側面にふたつ目のマイクを内蔵。ふたつ目のマイクでノイズを捉えて、ひとつ目のマイクの音からバックグラウンドノイズを除去します
13×62×26mmのコンパクトボディーの先端部(左側)に逆S字の「3Dメタルアンテナ」が内蔵されています
片耳タイプのBluetoothヘッドセット「BSHSBE500BK」は軽量ボディー、圧迫感のないイヤーピースのおかげで長時間装着しても負担が少ないです。また片耳は塞がれないので、周囲の音がしっかりと聞こえるというメリットもあります。さらにファンクションボタンを1秒長押しすれば、Androidスマートフォンでは「Googleアシスタント」、iOS端末では「Siri」を起動可能です。音声通話しながら仕事する機会の多い方には、音楽鑑賞用のイヤフォン、ヘッドフォンとは別に用意しておくと想像以上に重宝しますよ。
軽い着け心地の「BSHSBE500BK」。正しくセットすれば装着しているのを忘れてしまうぐらいの快適さです
EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。
デバイス × ワークスタイルで変わるソリューションの未来
スマホを存分に使い倒せる20GBプランの使い道を本気で計算すると……
【第25回】差し込み印刷を使えるようにしておこう(1)
仕事も遊びもスマホで完結する超大容量50GBプランで何ができるか計算してみた
5G × フィールドで変わるソリューションの未来【第一回】
【第11回】Excelから簡単に分析できるPowerBI超入門(1)
月2000円台の激安スマホ20GBプランの使い道を本気で計算した
ジャイアン鈴木の「仕事が捗るガジェット」 - 第43回
あなたのモバイルPCをテレワーク仕様に?! デルの最新ドック、スピーカーフォンを徹底検証
【第27回】便利なExcelのアドインを使いこなそう(1)
【第34回】スマホのExcelでここまでできる(1)
Surfaceとケーブル1本で接続 生産性が上がるSurface専用EIZOモニター
Microsoft Teams で完結! スケジュール共有機能「ScheduleLook for Microsoft Teams」
デュアルディスプレイ環境による業務効率化をUSB Type-Cとデイジーチェーンで実現
WindowsやMacなど複数のPCで周辺機器を共有できる切り替え器
Wordで作成した重要文書の改訂作業を効率化するプラグインソフト
13.3インチのモバイルディスプレイでテレワークの業務環境を改善
Office365にアドオンして使える勤怠管理「ネクストセットタイムカード」
複写帳票を社内のプリンターで印刷できるノーカーボン用紙
ビデオカメラや一眼レフカメラをWebカメラとして活用できるキャプチャーユニット
Synology NAS/Driveで共同作業と多拠点間のファイル同期を実現