筆者プロフィール:ジャイアン鈴木
EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。
2020/06/25
新型コロナウイルス感染症にかかわる緊急事態宣言解除後も、全国的にテレワークが推奨されており、ビデオ会議の機会がいまだ多いことと思います。そんなビデオ会議で重要となってくるのがウェブカメラのクオリティー。今回は、ウェブカメラの販売台数ランキングで首位常連のロジクールの最新モデル「StreamCam C980」のレビューをお届けします!
文/ジャイアン鈴木
「StreamCam C980」は、ロジクールの個人用途のウェブカメラとしては最も高画質なモデルです。最大解像度はフルHD(1080p)、最大フレームレートは60fps。10cm以上で動作するオートフォーカス機構と自動露出調整機構が搭載されており、WindowsマシンやMacに接続するだけですぐに高画質な映像でビデオ会議が可能です。
ロジクールによれば、StreamCam C980はゲーム実況やVlogなどの動画配信者向けに開発された製品とのことですが、そのクオリティーは当然ビデオ会議にも活かされるはずです。
本体サイズは58×48×66mm、重量は150g。標準でディスプレイの上に装着するための「モニターマウント」、三脚などに装着するための「ユニバーサルモニターマウント」が付属しています。USBケーブルの長さは1.5mで、端子にはUSB Type-Cが採用されています。最近のMacなら問題ないですが、Windowsマシンで使用する場合にはUSB Type-C端子が余っているか、USB Type-Aしかない場合は変換アダプターを用意するなど確認しましょう。
単にウェブカメラとして使うだけなら、WindowsマシンまたはMacにStreamCam C980を接続するだけでOK。デバイスドライバーをインストールする必要なく、そのまま使えます。
ただし画質を設定したり、写真や動画を撮影したりするのであれば専用ユーティリティー「Logicool Capture」をインストールしましょう。従来のウェブカメラで使用されてきた「Logicool カメラ設定」も利用可能ですが、「Logicool Capture」のほうが多機能で、設定項目も豊富です。
また縦方向ビデオ撮影もLogicool Captureだけの機能です。Logicool カメラ設定のほうが、シンプルな構成で機能を把握しやすいですが、StreamCam C980の全機能を活用するためにはLogicool Captureを使うことを強くオススメします。
さて肝心のStreamCam C980の画質については、現在筆者がメインのウェブカメラとして使っている同じロジクールの「B525 Foldable Business Webcam」と比較してみました。フレームレートは30fpsですが、解像度はStreamCam C980と同じくフルHD(1080p)です。
スペック上の解像度は同じですが、実際に見比べてみると明らかにStreamCam C980のほうが解像感は高いです。また色味もStreamCam C980のほうが実際の色に忠実ですね。もちろんホワイトバランスを調整すればB525 Foldable Business Webcamも正しい色で撮影できますが、StreamCam C980は設定なしにこの色再現性を実現しています。一度StreamCam C980を使ったら、もうB525 Foldable Business Webcamには戻れないというのが率直な感想です。
旧型のウェブカメラでも画質を改善することはできますが、StreamCam C980はほぼオートマチックで、忠実な色でのビデオ会議可能です。暖かみのある色合いで写してくれるので、打ち合わせや商談で相手に与える印象がよくなること間違いなしですよ!
EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。
スマホを存分に使い倒せる20GBプランの使い道を本気で計算すると……
三年後の日本はこうなる テクノロジー×データ×ワークスタイル (第2回)
【第25回】差し込み印刷を使えるようにしておこう(1)
三年後の日本はこうなる テクノロジー×データ×ワークスタイル (第3回)
月2000円台の激安スマホ20GBプランの使い道を本気で計算した
三年後の日本はこうなる テクノロジー×データ×ワークスタイル (第1回)
仕事も遊びもスマホで完結する超大容量50GBプランで何ができるか計算してみた
三年後の日本はこうなる テクノロジー×データ×ワークスタイル (第4回)
【第11回】Excelから簡単に分析できるPowerBI超入門(1)
低価格を追求しつつも性能、質感、デザインに妥協なし!「Surface Laptop Go」
Surfaceとケーブル1本で接続 生産性が上がるSurface専用EIZOモニター
デュアルディスプレイ環境による業務効率化をUSB Type-Cとデイジーチェーンで実現
WindowsやMacなど複数のPCで周辺機器を共有できる切り替え器
Wordで作成した重要文書の改訂作業を効率化するプラグインソフト
Microsoft Teams で完結! スケジュール共有機能「ScheduleLook for Microsoft Teams」
Office365にアドオンして使える勤怠管理「ネクストセットタイムカード」
複写帳票を社内のプリンターで印刷できるノーカーボン用紙
ビデオカメラや一眼レフカメラをWebカメラとして活用できるキャプチャーユニット
Synology NAS/Driveで共同作業と多拠点間のファイル同期を実現
13.3インチのモバイルディスプレイでテレワークの業務環境を改善