筆者プロフィール:戸田 覚
1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。
2020/08/18
とても見栄えのするスライドが作れる新機能「デザインアイデア」を説明する2回目の記事をお送りする。今回は、いちからスライドを作る際に、テンプレートではなくデザインアイデアを使う方法を紹介しよう。
文/戸田 覚
これまでは、スライドを作る際にテンプレートを使用するか、新規のスライドを作成してデザインでテーマを選んできただろう。その上でデザインアイデアを組み合わせることも可能なのだが、仕組みが複雑になって混乱する。デザインも、ちょっとぐちゃぐちゃなイメージになるだろう。
ということで、デザインアイデアだけを使う方法を紹介しよう。
新しいプレゼンテーションを作成する際に、テンプレートを選ばずに「白紙」を選択するのが最初のコツだ。これで、デザインアイデアを使った新しいスライドが作成できる。
さらに、白紙のスライドが開いても、「テーマ」を選択せずに白紙のままで、デザインアイデアをクリックする。
これで、シンプルにデザインアイデアを使ったスライドが作成できる。
最初のスライドを作成する時点で、デザインアイデアを選択すると、表紙のデザインが指定できる。表紙を選ぶと、その表紙に合わせて他のスライドのデザインも選択できるので、わかりやすく作っていける。
なお、表紙と数枚のレイアウトの異なるスライドを作成しておき、色々な種類のデザインを選択してみるのもおすすめ。ある程度デザインを固めてから作り込んでいけばいい。
デザインアイデアでは、SmartArtのデザインまで自動生成できるのが素晴らしい。まず、SmartArtを作成し、必要な項目を入力する。もちろん、デザインはあとで変わるので適当に作ればOKだ。いったん完成したら、デザインアイデアを選べば、複数のサンプルが表示されるので、好みのものを選ぶだけだ。
デザインアイデアを使うと、美しいスライドが簡単に作れるようになる。これまでのスライド作成とは、若干作法が異なるので、まずはテストで利用してみて、技を手の内に入れて欲しい。
<「Microsoft 365で業務効率アップ!」前回リンクと次回予告>
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【第61回】Wordで読み上げや音声認識を活用(1)>>
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