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2021/03/09

ニューノーマル世界のITビジネス戦略を探る #6 インテル

DIS WORLD Digital Days 2021セミナー報告


2021年2月16日~19日まで、「ニューノーマルで変わるITビジネス。その影響と対策を学び、考える。」をテーマにDIS WORLD Digital Days 2021(主催:ダイワボウ情報システム)が開催された。第六回は4日目のセミナーからインテルのKeynoteをピックアップして紹介していく。


DXをよりデータ中心に捉えて攻めのビジネスを展開する「DcX」

4日目のKeynoteに登場したのは、インテル株式会社の代表取締役社長である鈴木国正氏、執行役員でパートナー事業本部本部長兼クライアントコンピューティング事業統括の井田晶也氏の2人で、「インテルの戦略:データ・セントリック・トランスフォーメーションに向けて」と題してオンラインで講演を行った。

インテル株式会社 代表取締役社長 鈴木国正氏

鈴木氏はインテルの成長戦略として、CPUカンパニーからXPUカンパニーとなり、XPU戦略をさらに推進するとした。そしてインテルはCPUやメモリ、GPU、VPU、AI、FPGAといった製品ポートフォリオを保有しており、ヘテロジニアス・アーキテクチャを推進していくと説明する。さらにoneAPIの導入により、ヘテロジニアスなアーキテクチャでのプログラミングの統合された環境を提供することが戦略だと語る。

また2番目の成長戦略として、シリコンフォーカスからソリューションフォーカスを挙げる。これはハードウェアだけでなく、ミドルウェアからエコシステムの下支えも含めて、ソリューションを統合的に実現するプラットフォームを提供する姿勢だとする。3番目は製造技術の進化で、トラディショナルなIDM(統合デバイスマニュファクチャリングメーカー)からモダンなIDMに進化すると述べる。

さらに鈴木氏は「DX」と「DcX」という2つのキーワードに言及した。DXはデジタル・トランスフォーメーションだが、DcXはデータ・セントリック・トランスフォーメーションを略した言葉である。価値あるデータはGAFAなどだけでなく、あらゆる企業が独自に持っていて、それを同じ産業内で連携、あるいは産業を超えて連携するなどダイナミックに考えることが必要で、先行して模索している企業が増えていることも事実だと鈴木氏は話す。そしてインテルとしてはDcXにおける中立性という強みを生かして、日本のお客さま、パートナー様とともに新しいビジネス機会を創出していくことでDcXを早期に実現し、多くの企業のお役に立てるように継続的に努力していくと述べた。

インテル株式会社 執行役員 パートナー事業本部本部長兼クライアントコンピューティング事業統括 井田晶也氏

高い優位性を備えるインテルEvoプラットフォーム

続けて登場した井田氏は、DcXにインテルが取り組むポイントを挙げた。1つ目はその高い技術力であるとして、エッジからクラウドまで、そしてAIや5Gなど、あらゆる世代の進化に対応する製品に対し、開発や投資を継続的に行っており、常にテクノロジーリーダーシップを継続して持ち続けているとする。そして、データを生み出すインフラストラクチャーすべてにインテルの技術が貢献していると語った。

2つ目に井田氏が説明したのは中立性だ。あらゆる業種・業態とのネットワークによって集約された知識をベースに、中立的なポジションでマッチメーキングハブとして企業間をつなぐことができるのはインテルだと自負しているとする。そして業界の中立的なハブとしてみなさまと議論し、正しいビジネスパートナーの紹介、インテル自身が戦略構築やサービスに直接関わることができると確信していると話した。

移動と保存、処理の3つのカテゴリに分類されるインテルの製品ポートフォリオ

またインテルはソフトウェアとシステムレベルで最適化されたソリューションをエコシステムパートナーと提供することで、顧客の幅広いニーズに応え貢献することを目指しているとする。そして、エコシステムパートナーと一緒にデータの可能性を最大限に引き出すための基盤を築き上げている、製品ポートフォリオを「移動」と「保存」、そして「処理」の3つのカテゴリで紹介した。

まず移動はコネクティビティに関わるテクノロジーであり、Ethernetやシリコン・フォトニクスがあるとした上で、データを迅速にデバイスからデバイスへ、エッジからクラウドへ、場合によってはクラウドからエッジへと高速にデータを移動することを可能にする。保存はメモリ分野で、特に不揮発性のメモリであるOptaneなどといった部分に注力することで、今まで以上に高速なメモリへのアクセスと大容量のデータ保存を可能にするテクノロジーを提供していると述べる。処理はCPUのほか、FPGAやeASIC、さらにはMovidiusのようなCPUやGPU、MPUを挙げ、そのすべてを活用することによってあらゆるデータを処理することを可能にしていると話した。

インテルEvoプラットフォームの概要

井田氏は法人市場への取り組みについても語った。まずプラットフォームでの推進によるPC体験の向上を取り上げ、ノートPCのイノベーション・プログラムである「Project Athena」の第2章に位置する「インテルEvoプラットフォーム」、そして法人向けに特化したインテルEvoプラットフォームを含めた、プラットフォームレベルでの訴求を中心に行っていくとする。

そして最後に、世界情勢は日々変わっていくことは間違いないとして、そのような変化を伴う環境の中で常にタイムリーなアクションを取ることがこれからのビジネスにとって必要不可欠と指摘、日々生み出される膨大なデータから如何に有効なデータを利活用し、自社のビジネスに採り入れるかが鍵になるとする。そして、そのためにインテルはみなさまのビジネスをよりよくするためのテクノロジーを提唱し続けると締めくくった。

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