コワーキングスペースやWi-Fi利用が可能なカフェ・商業施設が増加し、オフィスと自宅以外で働くケースも少なくなくなった。持ち運びに適した約599gの軽量設計のタブレットや、ノングレアのIPSパネルを採用したノートPCを提案し、さまざまな場所で働く顧客の、快適な勤務環境作りを支援しよう。
※価格は全て税込

安全な仮想ネットワークを構築

VR-U300W

バッファロー
4万9,280円

 バッファローは、256台の無線端末の同時接続が可能な無線VPNルーター「VR-U300W」を発売した。暗号化によりパケットの秘匿や改ざん検知を行うプロトコル「Security Architecture for Internet Protocol」(IPsec)に対応し、強固なセキュリティの仮想ネットワークを構築できる。Wi-Fi 6にも対応し、5GHz帯で1,200Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの高速通信が可能だ。電波漏えいに関する規格「VCCI ClassB」に適合し、外部のノイズを受けにくいため、安定した動作を実現する。電源スイッチの横に誤操作を防ぐ「ガード機構」を備え、誤って本体の電源を切ることによる稼働停止を防げる。

テンキーでスムーズな資料作成

EX215-54-F78V

日本エイサー
オープンプライス

 日本エイサーは、狭額縁設計の15.6インチノートPC「EX215-54-F78V」を発売した。CPUにはインテル Core i7-1165G7 プロセッサーを採用。「Microsoft Office Home & Business 2019」搭載モデル、「Microsoft Office Personal 2019」搭載モデル、Office非搭載モデルの3タイプから用途や目的に合わせて使用する製品を選択できる。テンキーを搭載し、Excel利用時のスムーズな数字入力をサポートする。ノングレアのIPSパネルを採用しているため、屋外での作業でも外光の映り込みが少なく画面が見やすい。バッテリーは約8時間の稼働に対応し、充電を気にせずに1日中持ち歩ける。

高強度アルミニウムの軽量筐体

FMV LOOX 90/G

富士通クライアントコンピューティング
オープンプライス

 富士通クライアントコンピューティングは、有機ELディスプレイ搭載の13.3インチワイドWindowsタブレット「FMV LOOX 90/G」を発売した。CPUにはインテル Core i7-1250U プロセッサーを採用。筐体は高強度アルミニウムをフル切削し、10.1インチワイドの従来製品「arrows Tab WQ2/F3」より約11g軽い約599gを実現した。メモアプリ「Wacom Notes」も標準搭載し、別売の「FMV LOOXペン」で画面に書き込むと、手書き文字のメモを作成できる。手書きメモはテキスト変換も可能だ。四つのBOXスピーカーを備え、本体を持つ際に一つのスピーカーをふさいでも音声が聞きやすい。

WFHDの広い作業領域を確保

JN-V233WFHD

JAPANNEXT
2万5,980円

 JAPANNEXTは、ノングレアパネル採用の23.3インチモニター「JN-V233WFHD」を発売した。WFHDの解像度に対応し、広い作業領域を確保できるため、表計算ソフトやWebページなど複数のウィンドウを表示するデスクワークに役立つ。高コントラストで視野角が広いVAパネルを搭載し、鮮やかな色彩表現が可能だ。モニターの点滅を抑える「フリッカーフリー」機能を備え、目への負担を軽減できる。VESAマウント規格に対応し、付属のスタンドを取り外すとアームや壁掛け金具を取り付けられる。チルトはマイナス5〜15度まで調節でき、作業内容や環境に合わせて画面の角度を調整可能だ。

最小1cd/㎡まで輝度調整

FlexScan EV2480-Z

EIZO
オープンプライス

 EIZOは、フルHD対応の23.8インチモニター「FlexScan EV2480-Z」を発売した。輝度は1〜250cd/㎡まで調整でき、使用環境に応じた明るさに設定可能だ。周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動で調整する「Auto EcoView機能」も備えており、オフィスで昼から夜まで使用する場合など、随時輝度変更せず常に最適な明るさを保てる。輝度とコントラスト比を抑えて画面を暖色の色味に調整する「Paperモード」を搭載し、文字の多い書類も読みやすく表示可能だ。モニター部は縦回転に対応し、行数の多い表計算資料やWebサイトなど、縦長のコンテンツを画面に一覧表示できる。

医療用語の入力ミスを軽減

ATOK Medical 3 for Windows

ジャストシステム
オープンプライス(1ライセンス〜)

 ジャストシステムは、医療向けの日本語入力システム「ATOK Medical 3 for Windows」を発売した。ディープラーニング技術を応用した医療専用の変換エンジンを搭載し、医療用語を含む文書作成の誤変換防止に役立つ。話し言葉の入力変換を強化し、オンライン診療で患者の発言を入力する際の入力ミス軽減につながる。学習した単語や設定した入力環境を院内のPC間で共有可能な「ローミング機能」を搭載し、診察室や病棟などを移動しても同じ入力環境で作業できる。医療関連のデータなどからよく使う単語を自動で収集して登録するため、単語を一つずつ辞書登録する手間が省ける。