池亀佑亮 氏

株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ 執行役員 兼 Ariel事業本部 事業本部長
2007年 ワークスアプリケーションズに入社。HRプロダクトの開発を経験後、上海、シンガポール拠点の開発責任者として赴任し、グローバルでの事業体制を構築。日本帰任後、2019年より、SCMプロダクト開発責任者、2021年2月よりAriel事業本部本部長に就任、同4月に執行役員に就任。

Notes/Domino運用のさまざまな課題

 組織内の情報共有やコミュニケーションを円滑にするためのツールとして、多くの企業でグループウェアが利用されています。その中でも、1989年にLotus社から発売された「Notes/Domino」はグループウェアの先駆けとも言われ、一時期は70%以上のシェアを誇りました。しかし、近年では、Notes/Dominoから他のクラウド型グループウェアへの移行が相次いでいます。その理由について、ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ Ariel事業本部 執行役員 兼 本部長の池亀佑亮氏は、「Notes/Dominoは、LotusScriptという独自のスクリプト言語と環境を用いて開発を行います。この言語は他の言語との互換性がなく、習得には技術者の教育が必要となるため、Notes/Dominoを運用できる技術者が不足していることが問題となっています。また、企業における働き方の変化も背景にあります。近年、Webブラウザーでグループウェアを利用するスタイルが主流になってきており、スマートフォン、タブレットへの対応やリモートワークでの利用など、様々なビジネスシーンに対応できる柔軟性が求められています。専用アプリケーションとして利用されてきたNotes/Dominoでは、Web化に工数・コストがかかってしまい対応しづらいといった課題もあります。これらの要因から、他社のクラウド型グループウェアへ移行する企業が増えているようです」と説明。

 さらに、2024年6月1日にNotes/Domino v9.0.xとv10.0.xのサポート終了が発表されたことで、Notes/Dominoの運用の見直しが必要となっています。「今もなお、Notes/Domino v9.0.xを使い続けている企業様は多くいらっしゃいます。サポート終了をきっかけに、Notes/Dominoの利用で抱える課題の解決や運用の見直しを図るため、移行を検討する企業様が増加傾向にあります」(池亀氏)

 そうしたNotes/Dominoから移行を検討する企業に向けて、ワークスアプリケーションズ・エンタープライズが提案するのが、同社のグループウェア・ローコード開発ツール「ArielAirOne」への移行です。

日本企業特有の複雑なワークフローに対応

 ArielAirOneは、アドレス帳、カレンダー施設予約、掲示板社員通知、ファイル管理、稟議ワークフロー、顧客管理、IT資産台帳など情報共有に必要な機能を備えたグループウェア・ローコード開発ツールです。オールインワンパッケージのため、利用する機能ごとのシステム構築や管理は必要なく、設定のみで利用する機能の追加・選択が可能です。

 ライセンス形態は3種類を用意。スケジュール、掲示板、ファイル管理などのグループウェア機能を備えた「ArielAirOne Portal」、ワークフロー・開発ツールの「ArielAirOne Framework」、ポータルとワークフロー・開発ツールの両方を利用できる「ArielAirOne Enterprise」から選択可能です。

現場の利便性と内部統制を両立する、トレンドやユーザーニーズを吸収し成長するパッケージ

 グループウェアには、テレワークやペーパーレス化といった働き方を支援する機能が搭載されています。例えば、「スケジュール・タスク管理」を活用すれば、ユーザー自身のスケジュール管理はもちろんのこと、社内メンバーのスケジュールと連動させて共通の空き時間に会議室の予約を入れたり、メンバーのタスク管理を行ったりといったスムーズなスケジュール調整が実現できます。

 ほかにも、複数のユーザーが文書の投稿や閲覧を行いディスカッション形式でやりとりできる「電子会議室」、Excel、Word、PowerPoint、PDFなどのファイル検索ができる「統合全文検索」など情報共有や業務をサポートする機能が充実しています。

 「柔軟なアクセス権限の設定ができることも特長の一つです。アプリケーション・文書・フィールド・ビュー単位まで、個人~組織の各種権限をかなり細かく設定できます。情報漏洩などを防止し、内部統制の強化に寄与します」(池亀氏)

 ワークフロー・開発ツールでは、プログラミング知識を必要としない画面開発ツールを用いたアプリケーション開発が可能です。標準で用意しているコンポーネントを利用することで、入力画面、情報の流れ、一覧表示をローコードで設定定義できます。

 大手企業特有の複雑なワークフローにも対応しており、人事異動、組織再編成や代理認証・申請を考慮した人事システム連携機能を実装しています。さらにArielAirOneの開発基盤により、マスターデータベース参照や外部システム連携もワークフローに組み込むことが可能です。

専用のNote移行ツールで、現場・管理者両方の移行負荷削減

 ArielAirOneは、Notes/Dominoの移行ツールも用意しています。データの直接抽出〜変換〜アップロードまで一貫したデータ移行を支援します。「Notes/Dominoはデータ構造が複雑なため、データ移行に苦労するお客様もいらっしゃいます。ArielAirOneであれば、Notes/Domino利用時のレイアウト、アクセス権限を考慮した移行が可能です」(池亀氏)

 データの他に、添付ファイルや文書リンク、アプリケーション(データベース)リンクの移行もできます。LotusScriptコードをJavaScriptコードに書き直すことで、他社製品で移行困難なNotesアプリの移行も実現できます。

「実際にNotes/DominoからArielAirOneに移行されたお客様からは、移行ツールの活用で“短期間で”移行ができたこと、自前で構築・メンテナンスができることの柔軟性など様々な評価をいただいています」(池亀氏)

大手企業向けグループウェア「ArielAirOne」が、Notes課題解決を支援する ~「Notes乗り換えキャンペーン」を展開~

 ArielAirOneは、Notesの開発保守に関わったチームが製品開発に携わっており、Web型のパッケージでありながら、Notesの複雑な業務プロセスにも対応可能です。また、Notes移行ツールも提供しており、優れた業務プロセスを残しつつ、Notesからの移行をスムーズに進めることができます。今回のNotesサポート終了を受け、Notesのサポートに関わる課題解決を支援すると同時に、ArielAirOneの導入をご検討いただくため、Notesアプリを無償で解析、アセスメントするキャンペーンを展開いたします。

■対象・条件
 Notesのサポートにかかる課題をお持ちの企業様

■概要
 Notesからの移行を考慮されているお客様に、Notesアプリの無料診断サービスとNotesアセスメントサービスを特別価格でご提供します。

<Notes DB無料診断サービス>
 Notesアプリの解析により、大まかな利用状況と移行コストを把握できます。

<Notesアセスメントサービス>
 解析後、ご要望に応じて詳細なNotesアセスメントを実施します。正確な移行コストを算出し、Notes移行の現実度を測ることができます。

 さらに、ArielAirOneをご採用いただいた場合に限り、アセスメントにかかった費用を導入後の初年度保守料より全額差し引かせていただきます。(上限は初年度保守料)

■期間
 2022年10月31日(月)までにキャンペーンお申込みを完了

■お申込みURL
 こちらからお申し込みください

 ArielAirOneは、ユーザーからの要望に寄り添い、標準機能の追加開発を進めています。2022年7月1日からは、新たにMicrosoft 365、Google Workspace、Slack、Zoom、LINE WORKSの各種チャット・ビデオ会議・カレンダー製品とのAPI連携を開始しました。

 従来はメールでしか受信できなかったスケジュールやワークフロー等の通知をチャットサービスでも受信ができるようになる、ArielAirOneでスケジュール作成を行うと同時にビデオ会議サービスの会議URLをワンクリックで作成できるようになるといった業務の利便性を高めました。

 最後に池亀氏は「今後もArielAirOneは、機能強化などを行い、企業のDX推進をサポートしていく予定です。新たな付加価値をお客様に提供しながら、Notes/Dominoからの移行を検討されるお客様だけではなく、業務プロセスの改善、働き方の変革などに様々な悩みを抱えるお客様の一助となるよう、支援を続けていきます」と展望を語りました。

【ニュースリリースページ】
https://www.worksap.co.jp/dcms_media/other/20220706.pdf