画像生成AIとは、仕上がりのイメージや雰囲気をテキストで指示すると、自動的に画像を生成するサービス・ソフトウェアの総称です。この連載でもAdobeがリリースした画像生成AIについて詳しく取り上げています。

今話題! Adobeの生成AI Fireflyは何がすごい?(第1回記事)
画像生成AIの塗りつぶし機能とは? SNSでも話題沸騰中!(第2回記事)
生成AI機能が遂にIllustratorにも?! 使い方を知っていつもの作品をアップデート!(第3回記事)

注目の生成AIを使用したサービス

【1】Designify
Designifyは、写真加工に特化したオンラインツールです。写真の背景を自動削除して色合いを自動で最適化し、リアルな影を追加するなど、写真加工の手間がぐっと軽減できます。またテンプレートが豊富に提供されているので、サムネイルやSNSに投稿したい画像からカタログ用の写真の加工まで、幅広い用途で活躍しそうです。

Designify 公式サイト

画像生成後、自分のイメージに合ったものをクリックすると拡大表示され、そのままダウンロードや共有が可能です。

作成画面イメージ

作成画面イメージ


【2】Canva Text to Image
初心者にも簡単で使いやすいと人気のCanvaは、オンライン上で使えるデザインツールです。そのCanvaにも生成AI「Text to Image」という機能があります。テキストを入力して、画像スタイルを選択し、生成ボタンを押すだけでオリジナルの画像を作ることができます。

Canva 公式サイト
CanvaのAI画像生成機能 Text to Image

テキストを入力し、お好みのスタイルを選択してから「Generate again」というボタンを押すと画像生成が始まり、4つの候補画像が表示されます。その中から自分のイメージに合ったものをクリックすると、右側のワークスペースに反映されます。もし4つの中に適したものがない場合は、「Generate again」ボタンを再度押すと新しいパターンが提示されますので、何度でも作成することができます。

作成画面イメージ

作成画面イメージ


【3】Huemint
ウェブサイトやロゴ制作で配色決めに頭を悩ます方も少なくないと思います。AIの力でカラーパレットを自動作成してくれるHuemintは、メインカラーやアクセントカラー、背景色、グラデーションからパターンまで、さまざまな方法で用途でイメージをわかりやすく即座にプレビューしながら色選びができる便利なサイトです。

Huemint 公式サイト

従来のカラーパレット生成ができるツールと違い、自身で作成したデザインのモックアップに生成したい色を適用し、実際のイメージに合うか即座にプレビューで確認することができます。また、こちらは海外のサイトですので、翻訳モードをオンにして使用することをおすすめします。

作成画面イメージ

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https://swri.jp/article/1328

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まとめ

生成AIが活用された多彩なサービスは、今回紹介したもの以外にもまだまだたくさん存在します。楽しみながらさまざまなサービスを試し、自分に合ったものを見つけて活用してください。

著者プロフィール

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