6/29〜7/4 スマートワーク関連ニュースを一気読み!

文/陣武雅文・正田拓也


2016年6月29日(水)から7月4日(月)までの1週間に報じられたスマートワーク関連ニュースを一気読み!

オフィス

GMOペパボと鹿児島県奄美市が連携協定、「フリーランスが最も働きやすい島化計画」推進
(INTERNET Watch/7月4日)

 

地方創生を目的として鹿児島県奄美市とGMOペパボ社が協定を締結。「フリーランスがもっとも働きやすい島計画」として、インターネットを活用した新しい働き方を提案。さらにその環境づくりや人材育成支援も行う。

ソフトウェア

Evernoteが値上げ。プラスプランは1.5倍に
(PC Watch/6月29日)

 あらゆる情報を一元管理するソフト「Evernote」の利用可能端末数を2台に制限することが発表された。容量を増やす「プラス」プラン、全機能が使える「プレミアム」プランはそれぞれ値上げされる。

マルチクラウド対応に進む「VMware NSX」の最新動向
(ASCII.jp/6月30日)

 コンピュータの仮想化を実現するVMwareのネットワーク仮想化製品「VMware NSX」について、米VMware ネットワーク&セキュリティ担当CTOが行った最新動向発表会のレポート。今後の拡張で複数のクラウドを網羅する予定とのこと。

必ず役立つExcelの「時短」ワザ
(できるネット/7月1日)

 Excelの作業効率をアップする時短ワザを紹介。覚えるだけで作業時間を大幅に少なくできる小技が紹介されている。

ビジネスチャット・社内SNSサービス「WowTalk」4つの機能アップデート
(キングソフト/7月4日)

 社内のコミュニケーションを円滑にするビジネスチャット・社内SNSソフト「WowTalk」がバージョンアップ。途中参加のメンバーがそれまでの会話を閲覧できる機能などを追加。ブラウザを使用しないPC版クライアントソフトもリリースされた。

WowTalk

セキュリティ

NTT東日本、「おまかせまるごとアンチウイルス」販売開始
(ASCII.jp/6月29日)

 中小企業向けのセキュリティサービス「おまかせまるごとアンチウイルス」の販売を開始。社外へ持ち出すPCやスマホなどを一元管理し、遠隔監視・設定を支援するサポートサービスと、ランサムウェアにも対応したセキュリティソフトをパッケージング。いざというときにはNTT東日本が設定などを行ってくれる。

ハードウェア

徹底比較:「Surface Pro 4」vs.「MacBook」、最高の持ち運び用PCを決める
(TecTarget Japan/7月3日)

 Microsoftの「Surface Pro 4」とAppleの2016年モデルの「MacBook」を比較し、デザインからバッテリー、ソフトウェア、さらにコストパフォーマンスまでを比べている記事。外へ持ち出すマシンで悩んでいる方の参考になるだろう。

ファーウェイが12型で2in1スタイルのパソコン「MateBook」7月15日発売
(ケータイwatch/7月4日)

 日本ではスマートフォンやタブレットでお馴染みのファーウェイがいよいよPCの国内展開に乗り出した。CPUもモバイル用ロースペックデバイスでなく、Core mを使っていることと、6万9800円からという価格も印象的。

MateBook

クラウド

高セキュリティな「ニフティクラウドデスクトップ(専有型)」登場
(ASCII.jp/7月1日)

 ニフティからクラウド型仮想デスクトップサービスの提供が開始。「VMware Horizon DaaS」を活用し、ニフティクラウド上に専有環境を提供する。マルウェア感染時の自動隔離機能も標準実装している。

ニフティクラウド

サービス

Facebook、投稿を自動翻訳して複数の言語で投稿する機能を追加
(INTERNET Watch/7月4日)

 Facebookが、投稿を複数の言語に自動翻訳して投稿する機能を追加。Facebookページの利用者向けにはすでに提供済み。日本語は1億人だが、英語なら全世界10億人にアプローチできることを考えるとネットサービスで試してみる価値はあるかもしれない。

セミナー

成果を上げるオウンドメディア活用術を2日で学ぶ「コンテンツマーケティング講座」
(Web担当者Forum/7月1日)

 企業のデジタルマーケティング担当がオウンドメディアを軸にしたコンテンツマーケティングに取り組むためのフローを2日間で学ぶことができるセミナー。講師はインフォバーンの執行役員やマネージャーが務める。9月1日・2日に開催。

モバイル

楽天モバイル、通信と通話、端末料金がセットの「コミコミプラン」などサービスを拡充
楽天モバイルで、「楽天スーパーポイント」を使った月額利用料の支払いが可能に
(楽天/6月28日)

 シンプルで安い利用料の格安SIMが、複雑化へ大きく舵を切ろうとしている。今までの大手3大キャリアの購入方法と比較すると総コストでは安いものの端末購入費が大きく見え、加入に躊躇する人も多かったと予想されるが、端末費用をぼやかすコミコミプランの登場で、格安SIM加入に躊躇する人が減るとは思われる。

楽天モバイル

Y!mobileから「Android One」が日本初登場
(ソフトバンク/7月5日)

 どちらかというと、国内向けや自社仕様にチューニングしたAndroidスマートフォンを開発していた印象のあるシャープから、一転して素のAndorid端末である「Android One」仕様のスマートフォンが登場したことに注目。細かい設定操作などに独自項目がないことと、バグ修正やOS更新は端末メーカーでなくGoogleが担当するなど、長期利用・企業利用向け端末としてもメリットあり。

Android One(507SH)

[郵便局]個人向けモバイルサービスとSIMロックフリー端末をセットにしたIIJmioの格安スマホの斡旋販売の開始
(日本郵便/7月5日)

 格安SIM販売は大手スーパーなどで展開しているが、郵便局のカタログ販売にも登場するほどになった。郵便局のカタログ販売は地方の名産品というものが主だが、8月1日の販売開始後の売れ行きにも注目したいところ。まずは東海4県限定。

ノバルス株式会社、スマホと繋がる乾電池型IoT MaBeee発売
(リンクスインターナショナル/7月5日)

 乾電池の電圧出力をスマートフォンで制御することで、玩具をはじめとしてさまざまなものをコントロールしようという乾電池型の製品。すでに玩具の世界ではIoTでなく単なるラジコンとして乾電池出力を制御する製品が注目を集めていたが、そのIoT版。何を制御するかはアイデア次第で、新しいIoT機器の試作やアイデア検証用としても活用される可能性がある。

MaBeee

インターネット広告市場規模推計調査〜2015年、スマートフォン広告費は4,979億円、2016年には5,516億円に拡大、2015年、動画広告費は516億円、2016年には825億円に拡大〜
(D2C/7月5日)

 PCのブラウザ閲覧に比べてスマートフォンで閲覧する広告は掲出量も内容も限られる面もあるが、「広告費」として伸びているということで、今後、スマートフォンページの充実も期待される。

IoT

つくって、学んで、楽しめる。IoT時代の電子工作とプログラムの基礎がわかる、スマホで操作する改造ミニ四駆製作キット「MKZ4」を発売
(cerevo/6月30日)

 ホビーと侮るなかれ。趣味からこの世界に踏み出す人が多いことを考えると、数年後、数十年後に大きな流れに発展する可能性がある。Cerevoというこの世界の注目企業で、しかも1万円を大きく割り込む5980円(税別)。かなり下の年代まで取り込む可能性があるほか、このジャンルの製品が今後次々登場することも考えられる。

改造ミニ四駆製作キット「MKZ4」

レオパレス21、グラモと提携し住戸のIoT化を加速
(レオパレス21/7月4日)

 簡単に言ってしまうと高機能な遠隔の赤外線学習リモコンを装備し、リモコン対応機器ならなんでも制御してしまおうというもので、室内の温度、湿度、明るさのセンサーもあるため状況を確認してからの操作も可能。賃貸住宅の備え付け家電なら設定なしで利用できるのもポイントだ。

パソコン工房・グッドウィル・バイモア全店で話題のIoT製品「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」の取り扱い開始!(PDF)
(ユニットコム/7月4日)

 IoTデバイスとしてはもはや古株的存在のQrio Smart Lock。リアル店舗での販売で、より普及が伸びる可能性がある。レンタル提供にも注目。