インターネットの最新動向を毎年報告する定番資料の2017年度版登場



36人の専門家が紐解く、2017年のインターネット

IoT、ブロックチェーン、VR、AI――進化を続けるインターネットの最新動向を専門家の寄稿と統計資料で解説。「インターネット白書2017」が刊行された。

文/陣武雅文


2017年のインターネットで注目される10のキーワードを解説

 あらゆる分野にイノベーションを起こすインターネットの最新動向を、各分野の専門家の寄稿、そして一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)の協力による統計資料などをもとにまとめた、業界屈指の定番資料『インターネット白書』の2017年版が刊行された。

 本書では、2017年のインターネット動向として10のキーワードを巻頭で特集。技術・分野・業界動向について、これまでの動きと今年の注目すべき点について解説している。ピックアップされたキーワードは「IoT、LPWA、ブロックチェーン、ゼロレーティング、VR、AI、官民データ活用、災害とインターネット、サイバーセキュリティ、インターネットガバナンス」と、テクノロジーから生活へ影響を与える分野まで幅広い。

『インターネット白書2017』(インプレスR&D)

 本文は5部構成となっており、ビジネス、テクノロジーとプラットフォーム、通信、セキュリティ、そして社会の動向において、今年インターネットが関わる社会的動向について網羅。また、巻末には付録として、2015年11月から2016年10月までのインターネットにおける出来事がまとめられており、2017年へ地続きとなる最新のインターネット動向を知ることができる。

2017年に注目される10個のキーワードを特集。

巻末付録では2015年11月〜2016年10月の主な出来事を収録。

 「インターネット白書2017」は電子書籍版1800円、印刷書籍版2800円で、インプレスR&Dから発売中。

 その他詳細は「インターネット白書2017」を参照のこと。