7/5〜7/11 スマートワーク関連ニュースを一気読み!

文/陣武雅文・正田拓也


クラウド

“ノークラウド企業”は2020年までに絶滅 「クラウドオンリー」も拡大
(クラウドWatch/7月11日)

 Gartnerは2020年までにほぼすべての企業がクラウドを採用するという調査結果を発。クラウドにまつわる動きから、クラウドプロバイダーの収益構造まで、様々な今後の流れについて検証している。

クラウドネイティブの次を見据えた「IBM Cloud Platform」
(ASCII.jp/7月8日)

 IBMクラウドをプラットフォームと展開するためのクラウド事業方針説明会のレポート。SoftLayerとBluemixの統合や、VMwareやSAPとの提携拡大など、これからの日本IBMのクラウド戦略が垣間見える。

日本IBM、九州発のハッカソンを開催
(ASCII.jp/7月11日)

 九州ならではのコンテンツやオープンデータなどを利用し、IBMのクラウド開発環境「IBM Watson」などのAPIと組み合わせたアプリ開発を競うハッカソン「イノベート・ハック 九州」を8月に開催。ハッカソンは福岡市内で行なわれる。

イノベート・ハック 九州

サービス

キヤノンITS、外部からの受信メールを無害化する「メール無害化サービス」を今秋提供
(クラウドWatch/7月7日)

 企業の情報を盗もうとする標的型メール攻撃に対し、メール中の悪意のあるコードや危険サイトのURLなどを削除することで、安全なメール受信を可能にするサービスをキヤノンITSが秋から提供する。

東芝、産業機器や設備の管理・遠隔監視を迅速に実現する「IoTスタンダードパック」
(クラウドWatch/7月5日)

 産業機器やビルファシリティなど、管理・監視対象の装置のデータを収集・蓄積し、遠隔監視や見える化サービス、さらに運用サポートまでをパッケージ化したサービス。

IoTスタンダードパック

10万人超の登録スタッフ数で、ウェブサイト上から必要な人材の手配が即日完了する業界初のクラウド型サービス「ネクサーズ」、7月中旬より提供開始
(ネクストレベル/7月5日)

 業務に必要な人材の手配をWebサイト上で即日手配可能となる、登録制のクラウドサービス。登録スタッフ数は10万人を超えており、専門性の高い業務から軽作業まで、様々な人材を短期から長期まで手配することが可能。

贈り物にイノベーションを求めて ギフトのドウシシャが協業するスタートアップを募集AIやIoT分野などで未来に向けたギフトを共創
(Creww/7月11日)

 時代に対応した新しい「贈り物のカタチ」を作るためにAIやIoTなどのテクノロジーを持ったスタートアップ企業との新規事業創出を実現するオープンイノベーションプログラムを実施。参加企業募集が開始された。

ワークスタイル

独立開業したフリーランスが「経理を楽して本業に専念」する方法
(ASCII.jp/7月5日)

 フリーランスや個人事業主などが本業に専念するために、わずらわしい本業以外の業務の負荷を軽減することを目的としたセミナー「モバイル&クラウド活用でワークスタイルを変えよう!」のレポート。クラウドサービスやアプリなどを活用し、面倒な会計業務などにかかる時間を軽減する。

時間や場所に縛られない!子育てママの働き方を支援する“Growth Hack for Womenプロジェクト” 未経験OK「ママ向けWebグロースハッカー養成講座」2期生募集開始
(デジタルハリウッド/7月5日)

 Webデザインやマーケティングの経験・知識を駆使して、企業の会員登録や販売数が増えるように、その企業やサービスの成長をしかけるグロースハッカー。この講座では、未経験の子育てママをグロースハッカーに育成する。

ママ向けWebグロースハッカー養成講座

アプリ

Adobe、Acrobat/Readerのセキュリティアップデートを予告、米国時間12日に公開
(INTERNET Watch/7月8日)

 Adobe AcrobatおよびAdobe Readerが優先度2(3段階の順位)のセキュリティアップデートをアメリカ時間7月12日に公開すると発表。

移行検討中のEvernoteユーザーが知っておきたいOneNoteの特徴5つ
(できるネット/7月6日)

 値上げを発表したEvernote。その代替として活用を検討する対象となるOneNoteの特徴を解説。関連記事として6月末に掲載された、移行ツール「OneNote Importer」を利用した移行作業についての記事「EvernoteからOneNoteへ自動移行。「OneNote Importer」の使い方と、移行したノートブックの確認方法」併せて読みたい。

Skeed、遠隔ファイルレプリケーションソフト「SkeedSync」を発売
(クラウドWatch/7月5日)

 クラウドや遠隔地への大容量バックアップ、拠点間のファイル共有を高速化するアプリケーション「SkeedSync」を発売。価格は最小構成で100万円から。

IoT

「dリビング」の提供を開始
(NTTドコモ/7月11日)

 家事サービスのサポート、シッターサービスや、買い物を含めたお食事の用意などができる家事代行サービスを優待価格で提供。電力サービスを絡めたビッグデータ収集と活用が狙いか。

ドコモも自動運転に参入――DeNAと連携し九州大学で自動運転バスの実証実験を計画
(ITmedia/7月11日)

 IT業界による自動運転への取り組みは盛んだが、ここにきてドコモが参入。まだまだ実用化は先の話だが、定期的かつ持続的な通信利用顧客の確保という判断なのだろう。

路車間協調技術(イメージ)

シャープ、進化する「ともだち家電」 献立決めをアシストするクラウド連携「ヘルシオ」が登場
(CNET/7月11日)

 独自の付加機能を前面に掲げた家電製品の多いシャープは、上位機種を中心にネット連携が進んでいる。今回の電子レンジでは季節や状況に合わせたメニュー提案といったクラウド連携を開始した。

家庭用遠隔リモコン「Nature Remo」
(nature/7月12日)

 エアコンの遠隔操作機器で今まさに、といった感がある季節商品。価格も1万円以下が示されており、この価格で部屋に戻った際の「涼」が感じられるなら導入してみようかと興味を持った人も多いはず。ただし、これは今すぐ出る新製品でなく開発表明のようなもの。商品発送は12月なので、今年の夏の暑さをなんとかしてくれるものではない。

Nature Remo

モバイル

インタビュー/NTTドコモ社長・吉沢和弘氏「用途別にAI基盤」
インタビュー:特定サービス無料「やるつもりない」=吉澤ドコモ社長
ドコモ社長「ガラケー必ず続ける」 4G機種を投入へ
オープンな姿勢で「創造と進化」を推進する――NTTドコモ 吉澤和弘社長に聞く
ドコモ吉澤新社長、「ローエンドスマホも投入する」
(7月7日〜)

 新社長に就任したNTTドコモ 吉澤和弘氏のインタビューが各種メディアで公開。注目はローエンドスマートフォンの拡充。SIMフリー機市場では2万円以下で十分満足できる機種が市場投入されているため、ドコモでもこうした機種の導入を検討している可能性がある。

iPhone 5sの価格とプラン
(UQコミュニケーションズ/7月10日)

 auのサブブランド化が進んでいるとみられるUQmobile。旧機種iPhone 5sを投入して“安いiPhone”の訴求を始めた。3大キャリアと同様の端末購入補助と、短期解約の違約金がセットになっている。いわゆる「格安SIM」としてスタートしたUQmobileの営業方針が大きく舵を切った形になる。

東芝がノートPC2016年秋モデル発表、ODM廃止し完全自社設計・製造に
(ASCII.jp/7月12日)

 東芝がPC事業の内製化にシフトする方針を打ち出した。PCの開発製造といえばローエンド中心に外部発注・外部製造が主流だが、あえて逆を行く。これが新たな流れになるのか注目したい。ただしこれは「Made in Japan」という意味ではなく、自社の中国拠点での開発・製造。