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2017/05/25

ワーキング革命 - 第12回

モジュール型デスクトップPCで新たなコラボレーションを促進

未来のオフィスや働き方を研究し、その成果をPCという製品に盛り込んでいる日本HPが、新しいコラボレーションを促進するデスクトップPC「HP Elite Slice」を発表した。さまざまな機能を搭載したトップカバーとモジュールという構成のHP Elite Sliceは、どんなワーキング革命をもたらすのだろうか。

文/田中亘


この記事は、ICTサプライヤーのためのビジネスチャンス発見マガジン「月刊PC-Webzine」(毎月25日発売)からの転載です。

公式サイトはこちら→ PC-Webzine

ユニークなモジュール構成

 HP Elite Sliceは、黒く四角いスタイリッシュな本体と複数のモジュールで構成されている。PCとしての基本機能は、トップカバーのある本体だけで完結している。約1.05kgのコンパクトなボディは、幅約16.5×奥行き16.5cmの正方形で、厚さは約3.55cm。この本体にさまざまな機能を備えたモジュールを組み合わせて、用途に合わせて使い分ける。

 本連載ではワーキング革命におけるコラボレーションを促進するコラボレーションカバーとオーディオモジュールに注目した。まず、コラボレーションカバーをセットしたHP Elite Sliceは、カバー上のタッチキーを押すことでSkype for Businessと連携し、容易にWeb会議への参加や通話が可能になる。このときに、Bang&Olufsenのオーディオモジュールをセットしておくと、集音範囲5mのデュアルマイクとして機能するだけではなく、HPノイズキャンセリングソフトウェアにより、Web会議や通話で、メリハリのあるクリアなサウンドを実現する。

 Bang&Olufsenは、デンマークの音響メーカーで、オーディオの世界では高級ブランドとして認知されている。日本HPでは、以前からハイエンドPCにBang&Olufsenを採用してきた。その音質は専門家からの評判も高く、HP Elite Sliceのオーディオモジュールも、Skype for Businessによる通話をクリアに再現するだけではなく、付属のソフトで音質の設定を変えれば、音楽や動画に適した音質になる。オーディオモジュールで、MP3音源とハイレゾ音源(FLAC)を聴き比べてみると、その差がハッキリとわかるほど音の再現性が高い。

 実際、Bang&OlufsenサウンドでコミュニケーションできるSkype for Businessは、これまでのIP電話や音声会議システムなどを経験してきた感覚からすると、とてもクリアで聞き取りやすい。集音の範囲が5mなので、4~8人くらいの参加者ならば、快適なコラボレーションが実現するだろう。各拠点の会議室にHP Elite Slice+オーディオモジュールがあれば、互いにクリアな音質でコラボレーションが促進されるはずだ。

日本HPのデスクトップPC「HP Elite Slice」。

スマートな会議を実現

 ワーキング革命というと、とかくリモートオフィスやテレワークなどが注目されがちだが、ビジネスの生産性を向上させるための働き方の革新にとっては、既存の「会議」にも注目する必要がある。会議にかかる時間の短縮や中身の濃いディスカッションを促進するだけでも、改善の効果は大きい。そんな会議室の改革にとって、HP Elite Sliceと、同製品にインストールされているインテル Unite ソリューションの活用は、大きなアドバンテージになるという。

 インテル Unite ソリューションは、リアルタイムのコラボレーションを実現する会議ソリューションだ。同ソリューションがインストールされたデバイスを会議室のディスプレイに接続しておけば、モバイルPCの画面のワイヤレス投映などが可能になる。ワイヤレスで簡単にPCのコンテンツを共有できるので、会議を素早くスタートできる。

 インテル Unite ソリューションがインストールされたHP Elite Sliceは、HDMIケーブルで大型モニターと接続しておくだけでいい。あとは、クライアント側のPCにインテル Unite ソリューションのアプリをインストールしておけばワイヤレスで接続できる。会議で発言者が変わるたびに、それぞれのPCにディスプレイ用のケーブルを差し替えるといった煩わしい作業が不要になる。

 会議室にHP Elite Sliceを設置しておけば、ディスプレイに投映するPCをワイヤレスでスムーズに切り替えられるようになるので、スマートに会議が進行する。商材として考えたときには、HP Elite Sliceとインテル Unite ソリューションによるスマートな会議室はとても魅力的だ。

モジュールタイプのデスクトップPC HP Elite Slice。左からコラボレーションカバー、オプティカルディスクドライブモジュール、オーディオモジュール。このほか、VESA マウントモジュールなども用意されており、それぞれを積み重ねて使用する。

ミレニアルズを意識して製品開発

 日本HPでは、2020年には働く人の約半分がミレニアルズになるという予測のもとに、新しいPC作りに取り組んでいる。ミレニアルズとは、1980年代から2000年代初頭に生まれた世代を指す。年齢によっては、生まれたときからPCとインターネットがあり、デジタルネイティブな感覚を持つ。ミレニアルズは、フレキシブルな働き方を好み、自分が仕事で使うPCにも、高性能とスタイリッシュさを求める傾向が強い。こうした研究をもとに、日本HPではHP Elite SliceのようなユニークなPCを開発している。

 コラボレーションとデザイン性を重視したHP Elite Sliceは、もちろんミレニアルズ世代だけではなく、エグゼクティブの机にも似合う。働き方の改革は、ツールの活用や制度の整備も重要だが、コラボレーションの出入り口となるPCの「かっこよさ」を追求することも、提案のきっかけになるだろう。

(PC-Webzine2017年3月号掲載記事)

筆者プロフィール:田中亘

東京生まれ。CM制作、PC販売、ソフト開発&サポートを経て独立。クラウドからスマートデバイス、ゲームからエンタープライズ系まで、広範囲に執筆。代表著書:『できる Windows 95』『できる Word』全シリーズ、『できる Word&Excel 2010』など。

この記事は、ICTサプライヤーのためのビジネスチャンス発見マガジン「月刊PC-Webzine」(毎月25日発売)からの転載です。

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