7/22~7/28 スマートワーク・働き方改革関連ニュースを一気読み!



週刊スマートワークzine - 第54回

7月22日(土)~28日(金)の1週間に報じられたスマートワーク・働き方改革関連ニュースを一気読み! テレワーク・デイは「プレ金」の二の舞いにならないか?/働き方改革の本質「生産性向上」を総務主導で実現するには/副業禁止の企業は時代遅れ!?/「テレワーク・デイ」で協力するANAと損保ジャパン/社労士が語る、働き方改革への取り組みのポイント/etc...

文/陣武雅文


休日はメール禁止 仕事が好きすぎる人が休むために、ルールを作ってみたら……
(BuzzFeed/7月26日)

 Google東京オフィスでは22時以降のチャットはしない、週末はメールを送受信しないなどのルールが設けられている。これらのルールを作った理由、そしてその効果などについて専務執行役員CMO・岩村水樹氏へインタビューしている。

テレワーク・デイは「プレ金」の二の舞いにならないか?
(日刊ゲンダイ/7月27日)

 7月24日に実施されたテレワーク・デイ。その概要や課題などをまとめた記事。企業規模によって働き方に格差が生まれる可能性について指摘している。

7月24日テレワーク・デイ、働き方改革 関連調査「在宅勤務制度 導入企業の管理者に対する意識調査」を実施
(ワークスモバイルジャパン/7月27日)

 7月24日のテレワーク・デイに合わせて行われた「在宅勤務制度 導入企業の管理者に対する意識調査」の調査結果。在宅勤務を導入している企業の管理者は、自社の在宅勤務制度に56.3%が満足しており、課題としてはコミュニケーションの円滑化などを挙げる回答が多かった。

生産性の管理と人事評価の仕組みづくり、情報管理とセキュリティの3つが大きな課題と答えている。

働き方改革の本質「生産性向上」を総務主導で実現するには
(ダイヤモンド・オンライン/7月27日)

 働き方改革において総務部の役割は、現場の効率性を向上させることとイノベーションに結びつく創造性の引き上げであるとする記事。そのために必要な要素、考え方、そして可能性についてまとめている。

<大企業の正社員1236名に聞いた、副業に関する意識調査>副業(社外での活動)禁止の企業は時代遅れ!?
(特定非営利活動法人 二枚目の名刺/7月27日)

 国内の大企業勤務の正社員を対象とした、副業に対する企業の意識などについての調査結果。副業をしている社員は16.7%、1年以内にやってみたい社員は40%超。そして副業禁止の会社に魅力を感じないと答えた社員は56.5%と半数を超えた。

半数以上が副業の意向があると答えている。

「社員の要望は聞きすぎない」 V字回復ミクシィの「はたらく環境」づくり
(ITmedia/7月28日)

 ミクシィ「はたらく環境課」室長・橋本貴史氏による講演のレポート。社員のやる気を引き出し、コミュニケーションを創出する組織の作り方をテーマとした講演では、人同士の接点を作ることに注力したといい、「設備=会社からのメッセージ」というコンセプトをベースにしているとのこと。

「テレワーク・デイ」で協力するANAと損保ジャパン。働き方改革で生まれた空き時間を活用して相互に施設見学
(impress Watch/7月26日)

 損保ジャパンと全日空がテレワーク・デイに合わせて行ったコラボレーションイベント。両社が相互に場所を提供してテレワークを行い、それによって生まれた空き時間を使って相互に施設を見学するイベントが実施された。

ワークスタイル変革 EXPOが開幕、働き方を変える製品・サービスが集結
(ASCII.jp/7月26日)

 7月26日から28日までの3日間、東京ビッグサイトで「ワークスタイル変革EXPO」が行われた。働き方改革の展示会としては日本最大規模で、テレワーク支援や会議システム、オフィス作りなど、生産性向上・コスト削減につながる製品・サービスが数多く出展された。

ワーク・ライフバランス社小室淑恵氏をはじめ働き方改革を先導する識者たち講演が連日行われた。

講演会イベント 社労士が語る、働き方改革への取り組みのポイント
(ジョブカン/7月27日)

 8月23日、クラウドを活用して働き方改革に取り組む企業がその実際を語るセミナー開催される。すかいらーくなどの働き方改革先進企業から担当者が登壇し、具体的な事例をもとにした講演が行われる。

※日付は編集部がニュースをピックアップした日です。