7/26~8/1 スマートワーク関連ニュースを一気読み!

文/陣武雅文


クラウド

日本IBMがWatson IoTの事業戦略説明会、「年内にパートナー100社の獲得を目指す」
(ITpro/7月26日)

 日本IBMが、AI技術「Watson」をIoTに活用するクラウドサービス「Watson IoT Platform」の事業戦略説明会を開催。パートナー支援策も同時に発表され、年内に100社のパートナー獲得を目指すとした。

Oracle、クラウドERPのNetSuiteを93億ドルで買収
(ITmedia/7月29日)

 オラクルがクラウドERPの老舗NetSuiteの買収を発表。NetSuiteは買収完了後も独立した傘下企業として存続する。NetSuiteのSaaS型クラウドサービスは約3万社が利用している。

Amazon.comのQ2決算は市場予想を上回る増収増益、クラウド事業も好調
(ITpro/7月29日)

 Amazon.comが2016年第2四半期の決算を発表。大幅な増収増益。クラウド事業のAWSは、売上高構成比では10%に過ぎないが、前年同期比58%増の成長をみせ、営業利益は前年同期比135%増の7億1800万ドルに。

クラウドサービス固有の管理策を追加した「ISMSクラウドセキュリティ認証」を認定開始
(クラウドWatch/8月1日)

 一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が、ISMSクラウドセキュリティ認証の認定を開始すると発表。認証を取得した組織へは、認定マークが入った認証登録証が発行される。

「ISMS適合性評価制度 クラウドセキュリティ認証の方針」より抜粋。

IoT

老舗警備会社はどうインターネットに向き合ってきたのか? セコムが考えるIoT時代とは
(INTERNET Watch/7月28日)

 CEATEC JAPAN 2016のIoTタウンに出展するセコムの常務執行役員・小松崎常夫氏へのインタビュー。セコムのインターネットへの関わりから、社会事情に合わせた将来のビジネスデザインについてどのように取り組むかなどを語っている。

IoTセキュリティに関する専門情報サイト「IoT Security Headlines」を公開
(トレンドマイクロ/7月27日)

 IoTデバイスを製造販売する事業者やIoTを活用する事業者を対象としたIoTセキュリティ専門情報サイト「IoT Security Headlines」をトレンドマイクロが公開。

IoT Security Headlines

モバイル

BlackBerryが法人向けソリューションで日本市場に再挑戦
(ケータイWatch/7月27日)

 BlackBerry Japanがソフトウェアソリューションに関する説明会を開催。過去2年間に買収した企業群の紹介、それら企業を活用し企業内で扱う情報への対応やセキュリティについて説明した。

ドコモ吉澤社長、「Pokémon GO」の歩きスマホに注意喚起
(ケータイWatch/7月29日)

 NTTドコモが2016年度第1四半期の決算を発表し、通信・スマートライフ領域ともに増収増益であったことが明らかになった。また、LTE対応フィーチャーフォン向けの新プランを秋に発表することも言明。FOMAからの移行を促していく。

HTC Desire 626が値下げで1万9800円に、OCN モバイル ONEとセットで
(ケータイWatch/8月1日)

 兼松コミュニケーションズが運営するHTC e-shopで、SIMロックフリースマートフォン「HTC Desire 626」を値下げ、さらに「OCN モバイル ONE」のSIMカードとのセットを100台限定で販売する。SIMカードはマイポケットプラスが最大3ヵ月無料。

HTC Desire 626

サービス

スマートグラスで現場と会議室を繋ぐ、ITXのWeb会議システム
(ケータイWatch/7月29日)

 アイ・ティー・エックスは、インターネットを利用したテレビ会議システム「MORA Video Conference」において、ウェアラブル型スマートグラスを利用できるオプションサービスの提供を開始。現場の作業者視点の映像をオフィスと共有することによって、作業支援や確認などをリアルタイムで行える。

ウェアラブル型スマートグラスのイメージ。

ワークスタイル

「働くとは何か」を再定義する『We Work HERE』を8月8日(月)発行
(MIRAI INSTITUTE/7月29日)

 シェアオフィス「みどり荘」を運営するMIRAI INSTITUTEが、100名へのインタビューを通して「働くとは何か」を再定義する書籍『We Work HERE~東京のあたらしい働き方100~』を発売する。

パソナとドキュサイン・ジャパンが協業、デジタル・トランザクション・マネジメント(DTM)クラウドサービスの導入を推進
(パソナグループ/8月1日)

 パソナとドキュサイン・ジャパンが企業のビジネス書類をデジタル化し、Web上で活用できる「デジタル・トランザクション・マネジメント」について協業する。ソリューション導入支援の促進、「DocuSignアドミニストレーター」の人材育成プログラムも充実させるという。

社員の有給消化、3日ほど増やしたい 経団連など「働き方改革宣言」発表
(ITmedia/7月28日)

 経団連や商工会議所などの経済団体が、「働き方改革宣言」を公表。従業員の年休取得の3日増加、深夜残業の原則禁止、朝方勤務の導入、テレワークの活用推進などが盛り込まれている。

働き方改革宣言

「会議が激減」だけではない利点、ソーシャルコラボツール導入企業が実感するその実力とは
(ITmedia/7月27日)

 従業員のコミュニケーション手段として、共同作業の促進、生産性を高めるソーシャルコラボレーションツール。その利点をどのように伝えるか、モバイルユーザーにどのような利点があるかについて、非営利団体Tri-Counties Regional CenterのCIO、ドミニク・ナムナス氏へ行ったインタビュー。

新しい働き方の実例が見つかるインタビューメディア「Fledge(フレッジ)」をオープン
(Fledge/7月27日)

 個人がより自分らしい働き方を実現できるよう、取材形式で企業と個人の実例を紹介し、新たな発見と行動を起こせる場として立ち上げられた「Fledge」。個人や企業へのインタビュー、イベントレポートなどで構成されている。

テレワークは社員の価値を浮き彫りに――向いてないのはどんな人?
(ITmedia/7月26日)

 コンピュータソフトウェア協会が開催した「テレワーク導入支援オープンセミナー」から、テレワークに取り組む中堅・中小企業の事例をもとに、その課題や解決策について解説。

イベント

CPS/IoT Exhibitionをテーマに位置付を一新した「CEATEC JAPAN 2016」10月4日~7日開催、入場事前登録が28日開始
(INTERNET Watch/7月29日)

 17回目の開催となるCEATEC JAPANはこれまでのIT・エレクトロニクス総合展示会からテーマを一新、「CPS/IoT Exhibition」というテーマで開催される。主催者特別企画「IoTタウン」、人工知能にスポットを当てた「AIエリア」、ベンチャー企業が集まる「ベンチャー&ユニバーシティエリア」も設置。

CEATEC JAPAN 2016

ハードウェアイノベーションの最先端がわかる セッションと展示のIoTカンファレンス
(ASCII.jp/7月29日)

 IoT/ハードウェアのスタートアップ・キーマンが集う体験展示+カンファレンス+ネットワーキングイベントの第2回開催が決定。スタートアップ事業者から製造メーカーを中心に、カンファレンスやブース展示などの交流イベントが行われる。