リモートワーク初心者の芸人・AMEMIYAさんが「ホンモノのリモートワークはじめました」

「ホンモノのリモートワークで、時間の使い方が変わった」AMEMIYAがリモートワークを2週間体験したら、意外なメリットばかりだった



多方面でご活躍中の芸人 AMEMIYAさん。コロナ禍になり、打ち合わせでウェブ会議だけは利用したことがあるというAMEMIYAさんに、最新のモバイルPCでMicrosoft Teamsや OneDrive を使い、ウェブ会議だけではない “ホンモノのリモートワーク”を体験していただいた。

本体験記事では、オフィスで仕事をしていたときと変わらないような、働きやすさや、セキュリティ環境に加えて、データ共有や協働作業など行い、今まで以上に生産性と管理性、安全性を兼ね備えた働き方のことをホンモノのリモートワークと言う。

記事の最後には、リモートワーク体験の感想をまとめた AMEMIYAさんのオリジナルソングを動画で公開。AMEMIYA さんのホンモノのリモートワーク体験の内容を読むと、オリジナルソングをより楽しんでいただけるので、ぜひ最後まで読んでみて欲しい。


企業規模や地域で広がる“リモートワーク格差”

東京都産業労働局の調査によると、リモートワーク導入率は2021年2月の時点で58.7%とコロナ禍を機に半数を優に超えた。従業員が30~299人の企業においても約58%がすでに導入に至っている。

しかし、リモートワーク普及率を都道府県別に見ると、首都圏エリア以外はまだまだ導入に至っていない傾向である。その理由としては、ツールの導入ハードルが高いと思われていることが挙げられる。

今やリモートワーク環境は移動時間や場所を気にせず、作業効率、生産性の向上が図れるハイブリッドなビジネススタイルである。しかも企業規模を問わず導入はいたってシンプルになっている。

そこで今回は、芸人のAMEMIYAさんに2週間にわたり、最新PCでオンライン会議ツールであるMicrosoft Teamsや、オンラインストレージサービスのOneDriveを活用してもらい、普段のお仕事で今までとは違うやりかたを体験してもらった。

正直なところ、ウェブ会議ができれば十分だと思っていた

そもそもAMEMIYAさん自身は、リモートワーク自体にどれほど馴染みがあったのか。

「コロナ禍になって、ウェブ会議をやってみたくらいですかね。コロナ禍になる前は基本的に対面で、テレビ番組ならテレビ局、個人的な仕事の依頼なら喫茶店や私の自宅に来てもらって打ち合わせをしていました。ウェブ会議も最初は分からなくて、電話でいいじゃんって。アナログ人間を良いことに電話をマネージャーがスピーカーホンにして、電話会議的なことを実施したり、今思うとやりづらくて申し訳なかったなと(苦笑)」

その後、ウェブ会議だけはテレビ電話のような感覚程度で活用するようになったAMEMIYAさん。「まあこんなもんだろうと思っていました」と語る。

Teamsの活用で、無駄なやりとりや作業工程が大幅に減った

AMEMIYAさんの仕事がほかの芸人さんと違うところは、本番や収録の前に歌をつくる必要があることだ。本番日や収録日から逆算して歌の制作スケジュールを立て、自らがリーダーとして作家等のスタッフと打ち合わせを重ねながら計画的に進めなければならない。

そこで今回は、そのチームAMEMIYAで、自身にリーダーとしてリモートワークを推進してもらった。

PC を起動し、指紋認証でセキュリティロックを解除、Teams のアプリをダウンロードして、準備は完了。リードした「チーム」の中に仕事を項目で分けた「チャネル」を作成して、スタッフを招待。

Teamsに参加したスタッフは、資料を「チャネル」内の「投稿」タブや「ファイル」タブで共有。次にミーティングを開始し、Teams上で「画面共有」機能を使って資料を共有、その場で各自に確認事項をまとめた。

「チーム全体で一気に資料が共有できるんですよね。まず全員で、同じ画面を見ながら内容がチェックできたのが良かったです。いつもなら一斉メールで資料を送って各自チェックだったので。もうこの時点で、ホンモノのリモートワークおススメしますと思いましたね。(笑)」

「歌詞をつくったら、いつもは喫茶店などで打ち合わせするので、関係者みんなが歌詞をそれぞれプリントアウトして手元に置き、それを見ながら話すんです。1杯800円も1000円もする高いコーヒー頼んで。それがTeamsに代わって、移動時間や喫茶店での飲食代、プリントアウトする手間もなくなりました」

歌詞の内容に指摘したい部分があれば、「制御を渡す」または「制御を要求」機能からスタッフに自分のパソコンを操作してもらい、該当部分にマーカーを引いてもらい修正案をその場で確認。修正作業もその場で終わらせることができた。




「各々が手元のプリントを見ている状態だと、『ここの部分が』って言われても、歌詞のどこを指しているのかが分かりにくいことがあって。これも無駄な時間がだいぶ減ったなと感じました」



動画編集のチェックもTeams上で行えるようになった。
「こちらのパソコンで流している音もそのまま共有できるのにはびっくりしました。歌詞を作りながら力を入れた部分を、AMEMIYAココ気に入ってますと、自分の感情を伝えやすいのも今までの会議にないことで新鮮でした」

OneDriveは心底気に入った!個人でも普段から使うように

データ容量の多い動画の共有や資料の格納などは、Windows上にあるエクスプローラーからアクセスできるOneDriveを活用。アクセス権を持っていれば、どこからでもアクセスしてファイルの保存や閲覧、編集などができることがメリットだ。

「いやぁ、OneDriveいいですね!これはもう、心底気に入りました。すっかり普段から個人的に使っていますよ」

いつもは自宅用のパソコンで作業していたファイルを持ち歩き用のパソコンにメールで送って、そこからダウンロードしていたという。

「だから、最新版を送り忘れて、何で中身が古いんだろうっていうこともあったり。それがOneDriveを使えば、どのパソコンからでも最新版にアクセスできる。スマホからもアクセスできるので、歌詞をちょっと確認したいときも、移動時間を活用できたりしたので、本当に便利です。」

「Teams上で画面共有しながら修正する方法も、OneDriveでの共同編集もどちらも試してみたけど、どちらも便利ですね。そのうち、状況に応じてどちらが使いやすいということが出てくるかも。そうなれば、より使い込めるようになっていくんでしょうね」

また外出先でもネット環境に接続できる「Wi-Fiルーター」を使えば番組収録の合間や移動時間などを使って、OneDrive上でどこでも作業が進められると終始ご機嫌だった。

今の環境はそのままで、TeamsやOneDriveをすぐに使ってみたいという人は、「リモートワーク スタータープラン」がおすすめだ。ぜひ一度試してみてほしい。

ホンモノのリモートワークを体験して作成したオリジナルソング
「ホンモノのリモートワーク始めました」

コロナ禍が落ち着いても、“ホンモノのリモートワーク”には価値がある

── 改めて、今回お貸出ししたモバイルPCやTeams、OneDriveを活用してみてどうでしたか。

AMEMIYA まず、パソコン自体が新しいから、立ち上げや動作が早く、本当に快適でした。Teamsアプリのダウンロードや、OneDriveも含めたセットアップもボタン一つでできちゃうくらいの感じで、何一つトラブルなくできました。機械に疎い方の私でも、よく使う機能はすぐに覚えられました。

今回の体験を通してすばらしい機能をたくさん知ることができましたし、コロナ禍が落ち着いても、絶対に必要なところは対面のままだとしても、基本的にはリモートワークを積極的に活用していくようになると思います。

 ――では、以前のAMEMIYAさんのように感じられて一歩を踏み出せない方に、メッセージをいただけますか。

AMEMIYA 今不便していないし、どうせそんなに出世もできないだろう。住宅ローンもなんとか払えればいいんじゃないか。そんな保守的な考え方で、なかなか新しいことに取り組めない人たちには、まだまだ輝けるぞ、ここからもう一花咲かせろと言いたいですね。 そうゆう意味でもこういったリモートワークなどもどんどん活用していって欲しいと思いました。

AMEMIYAの人生も、実はもうこんなもんでいいかなと思っていましたけど、いろいろなことを考える時間ができて、もっともっと社会に貢献していきたいと思うようになりました。やるからには日本に、そして地球に貢献したいですね!

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