1分でわかるスマートワーク用語集

ローカル5G

第5世代移動通信システム「5G」は携帯キャリアが提供するコンシューマサービスが先行しており、2020年3月25日にドコモが商用サービスを開始したのを皮切りに他キャリアもサービスの提供を開始している。この5Gの免許を、エリアや期間を限定して携帯キャリア以外にも免許を認可するのが「ローカル5G」だ。

5Gの通信技術を使って特定の施設にローカル5Gネットワークを構築することで、Wi-Fiと同様に各種無線デバイスを接続して通信が可能となる。たとえば企業が工場で無線ネットワークを構築するときにローカル5Gを採用すれば、Wi-Fiよりも広範囲で多数接続が可能な、高速無線通信が可能となる。また、屋内外を問わない通信や、遅延のほとんどないハンドオーバーもローカル5Gの利点だ。また、基地局設置が遅くなるような地方でも、ローカル5Gによって、早期のサービス提供が可能になる。

ローカル5Gは、商用サービスとは別に4.5GHz帯と28GHz帯の電波を使用し、28GHz帯では総務省による電波免許申請受付が2019年12月24日より開始されている。今後5Gの商用サービスが普及していくのは間違いないが、商用サービスから切り離されることで、利用者が混み合った場合の通信遅延の影響も受けないうえ、一般回線から隔離されるためセキュリティの面での安心感も大きい。
(二瓶朗)