Windowsのアプリを起動する

 まず、Windowsでアプリを起動しよう。スタートメニューから「スマートフォン連携」をクリックして実行すればいい。Bluetoothがオンになっていないと使えないので注意してほしい。
 アプリを起動すると、これまでと違って選択肢にiPhoneが増えているはずだ。もし増えていなかったら、Windowsのアップデートを試してほしい。iPhoneをクリックして次に進める。すると、画面にQRコードが表示される。

スマートフォン連携を起動する

スマートフォン連携を起動する

iPhoneをクリック

iPhoneをクリック

画面にQRコードが表示された

画面にQRコードが表示された

スマホにアプリをインストールする

 続いて、iPhoneでQRコードを読み取ると、アプリをインストールする画面になる。多少手順が違う可能性があるが、基本的には、「Windowsにリンク」アプリをインストールすればいい。アプリの指示に従ってパソコンに表示されているQRコードを読めばペアリングできる。
 注意したいのが権限の許可だ。Bluetoothの画面でペアリングしているパソコンの右にある「i」マークをタップして各種権限を許可する。これができていないと正しく利用できないのだ。

iPhoneでQRコードを読み込んで、開くをタップ

iPhoneでQRコードを読み込んで、開くをタップ

アプリをインストールする

アプリをインストールする

アプリでQRコードを読むとペアリングできる

アプリでQRコードを読むとペアリングできる

Bluetoothの画面で「i」マークをタップして権限を許可する

Bluetoothの画面で「i」マークをタップして権限を許可する

電話とSMSが使える

 正しくペアリングができると、Windowsのスマートフォン連携アプリでiPhoneを利用した通話とSMSが使えるようになる。
 現時点での機能はこれだけなのだが、うまく使うと意外に便利だ。例えば、パソコンでお店の予約やサポートセンターの利用をしたいと思ったときにもそのまま通話して、スピーカーでやりとりできる。周囲に人がいないときは役立つ。
 また、SMSも使い慣れたパソコンのキーボードから入力したり、テキストがコピーアンドペーストできるのが嬉しい。

指示通り各種の権限をiPhoneで許可する

指示通り各種の権限をiPhoneで許可する

電話がパソコンから使えるようになる

電話がパソコンから使えるようになる

SMSもパソコンから使えるようになる

SMSもパソコンから使えるようになる

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著者プロフィール

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。
戸田覚チャンネル youtube.com/c/todasatoru