まずは普通に保存する

 書類にパスワードを設定する方法をまずExcelを例に紹介する。Excelでファイルを作成したら設定を行う前に書類を保存する。もちろん、タイミングは内容の作成前でもかまわない。
 ファイルを保存し、保存先を指定するダイアログで「ツール」から「全般オプション」をクリックすると、パスワードの設定画面が表示されるのだ。

新規でファイルを保存する

新規でファイルを保存する

保存先を指定する

保存先を指定する

フォルダーを指定するこのダイアログで、「ツール」-「全般オプション」をクリックする

フォルダーを指定するこのダイアログで、「ツール」-「全般オプション」をクリックする

パスワードの入力を求められるので、間違えないように作業しよう

パスワードの入力を求められるので、間違えないように作業しよう

確認も求められる

確認も求められる

ファイルを開く

 初めてパスワードを設定したファイルを保存したら、試しに開いてみよう。Excelのアイコンのついたファイルが保存されているのでダブルクリックして開けばいい。
 すると、パスワードを入力するダイアログが開くので、先ほど設定したパスワードを入力すればOKだ。

ファイルは見た目からは違いがわからない

ファイルは見た目からは違いがわからない

ファイルを開く際にパスワードが求められる

ファイルを開く際にパスワードが求められる

WordやPowerPointも同様

 今回は、Excelで手順を紹介したが、WordやPowerPointでも同様に作業ができる。メニューの作りが微妙に違う程度なので、迷わず使えるだろう。
 この方法を覚えておくと、とても便利だ。ただし、パスワードを忘れると書類は二度と開かなくなるので、注意してほしい。

Wordでもパスワードを設定可能

Wordでもパスワードを設定可能

PowerPointもほぼ同様の操作だ

PowerPointもほぼ同様の操作だ

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著者プロフィール

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。
戸田覚チャンネル youtube.com/c/todasatoru