Instagramには、検索する機能がついています。Google検索のように、飲食店を探したり、ブランド名、商品名で検索するなどの行動が行われています。

少し前になりますが、『Instagramのハッシュタグ活用について、10代~30代女性のInstagramユーザーの約半数はハッシュタグを活用して情報検索を行っています。』という調査結果がありました。
SNS利用スタイルに関する調査(18歳~39歳の女性)より/株式会社コムニコ・株式会社アゲハ)

このデータからもわかるように、Instagramを好んで使うユーザーにとって検索機能は、「好きなもの」や「新しいもの」を発見したり、探し物を見つける時に役立つものとして使っています。知り合いやフォローしているアカウントの投稿を見るだけでなく、Instagramのユーザーにはこのような行動があることを知っておくことで、どのように接点づくりをすれば自社のアカウントにたどり着くのか、考える時のヒントになるのではないでしょうか。

Instagramの検索機能は年々発達して種類も増えています。最新の情報をしっかりと押さえておきましょう。

Instagramの検索機能を使ってみよう

以下の手順でInstagramの検索機能を使ってみましょう。

【1】Instagramアプリを起動し、虫眼鏡のアイコンをタップします。


【2】おすすめの投稿一覧が表示されます。この画面は「発見タブ」とも呼ばれ、Instagram側が自動で選んだ投稿の一覧です。画面上部に検索窓があるので、ここに単語を入れてみましょう。


【3】「ラーメン」と入力して検索した時の検索結果です。「検索結果をすべて見る」をタップしましょう。

【4】ラーメンの投稿が表示されます。上部のメニューボタンを切り替えると、さまざまな検索結果を閲覧することができます。

「おすすめ」「アカウント」・・・と文字で書かれたメニューですが、下図のように「アイコン」表示になっている場合もあります。この場合は、横並びになっているアイコンをタップしながら切り替えてみてください。

「おすすめ」「アカウント」・・・と文字で書かれたメニューですが、下図のように「アイコン」表示になっている場合もあります。この場合は、横並びになっているアイコンをタップしながら切り替えてみてください。

※アイコン表示の場合は、リール動画の検索結果がなく、「おすすめ」「アカウント」「音声」「タグ」「場所」の5種類となります。

※アイコン表示の場合は、リール動画の検索結果がなく、「おすすめ」「アカウント」「音声」「タグ」「場所」の5種類となります。

6つの検索結果について違いを知ろう

Instagramの検索画面は現在6種類あります。上部のメニューを切り替えながら、それぞれの画面を見てみましょう。

  • おすすめ:ユーザーの興味や行動にもとづいてInstagramが提案するコンテンツ
  • アカウント:ユーザー名やプロフィール情報にもとづく特定のユーザーアカウントの一覧
  • リール動画:縦型のショート動画の検索結果
  • 音声:音楽トラックやオーディオを含む投稿の検索結果
  • タグ:投稿に付けられたハッシュタグによる投稿の検索結果
  • 場所:特定の地理的位置情報に基づく投稿、観光地や店舗など。検索結果の店名や施設名をタップすると、地図上に施設やお店の情報が表示される

まとめ

好きなものとの出会いや、探し物を見つける時に利用するInstagramの検索機能は、ユーザーの半数以上に利用されています。本稿で解説した通り、6種類の検索結果がありますので、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

著者プロフィール

志鎌 真奈美(しかま まなみ)

チーフSNSマネージャー/Shikama.net代表。97年からウェブ制作を開始し5年間の会社員生活を経て2002年に独立。ウェブ制作のほか、IT・ウェブ活用のコンサルティングやSNS導入・活用支援、講師業にも従事。書籍4冊執筆、教員経験あり。
https://shikama.net/ @shikama75(Twitter/Instagram)