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2018/10/23

戸田覚の週刊「ジバラ」-自分働き方改革のススメ

【第16回】デジタル手書きが仕事を激変!(2)


 働き方改革は自分で行う「ジバラ」を目指す連載。今回のテーマは、デジタル手書きの2回目だ。まだ、デジタルの手書きをしたことがない方に、お気軽な入門方法を紹介しよう。とりあえず始めて、効果が確認できたら本格的に開始することで、ぜひデジタル手書きの魅力を経験してほしい。

文/戸田 覚


安価なスタイラスペンで始めよう

 まず、Surfaceなどのペンが使えるパソコンを利用している方は、迷わず使ってみて欲しい。iPadも対応モデルなら、Apple Pencilをぜひ利用したい。

 とはいえ、専用のペンは数千円から1万円ほどする。そのメリットがわかる前に購入するには勇気がいるかもしれない。

 ということで、まずは市販のスタイラスを使って手書きをしてみようではないか。購入するスタイラスは、100円ショップで売っているものでもかまわない。できれば高級な製品の方が書き味がよいのだが、まあとりあえず普通に書ければ何でもよいだろう。普段はスマホやタブレットを指で操作しているわけだが、文字を書くことに関して、指は非常にストレスがたまるのだ。

 スタイラスを手に入れたら、アプリをインストールする。おすすめなのは「Google Keep」 というアプリだ。iPhone、Androidスマートフォンどちらでも利用できるので、インストールしておこう。利用にあたってはGoogleのアカウントで利用するのがポイントだ。

既成概念にとらわれずに使おう

 スマホにスタイラスで手書きをするので、紙とペンのイメージはかなぐり捨てよう。まず、この環境では小さな文字は書けない。スマホの画面サイズにもよるが、本体を縦に持つと、1行あたり5~6文字がせいぜいだ。だが、これで「だめだ」と思うのは早計。スマホを横に持って書けばよいのだ。これで、15文字くらいは書けるようになる。ただし、2~3行しか書けないが、まあ十分だろう。

 文字も読めればよいと割り切る。とりあえずこの環境を用意して、思いついたアイディア、人から聞いた電話番号や店の名前、読もうと思った本などをどんどん書いていく。メモがたまってきてこそ、その価値がわかるはずだ。不要だったメモもスマホに全部入っていると思うと非常に役立つ。例えば、パソコンでインターネットを見ていて行ってみようと思ったお店があったとしよう。そこで記録しないと忘れてしまうものだが、そんな時はGoogle Keepで画面を撮影すればよい。他にも、様々な情報をメモとして撮影するときがあるだろう。だが、大量の写真に紛れてわからなくなることが少なくない。Google Keepで撮影し、ちょっとした手書きのコメントとともに記録しておけば、後で探しやすいのだ。

本体を横にすれば1行に書ける文字数が増える

写真と手書きの組み合わせもおすすめ

記録がたまると価値がわかる

 これまで、ちょっとしたことを書いたメモはいつの間にかなくしてしまったり、そもそも捨てるのが前提のメモ帳などに書いていた。だが、後で「あれは、なんだっけ?」ということはとても多い。メモした金額や電話番号がわからなくなったり、どこかに書いたはずだけど……というのは、ほぼこんなメモ書きなのだ。時には、電話で聞いた予定の日時のメモをなくして、アポがわからなくなることもある。

 Keepに書いたメモは、文字が汚いしサイズも大きくて気に入らないだろう。だが、少し我慢して保存してみて欲しい。これが、なんとも心強いことに気付くはずだ。スマホやパソコンからいつでも内容が確認できるのだから。

 そもそも、一度記録した情報や書類を探すのに時間を掛けるのは、最も効率が悪い行為だ。デジタルで手書きさえしておけば、書いてある場所は特定できるから探すのも手っ取り早い。

 少し使ってみてそのよさを実感できたら、より書きやすい環境を手に入れよう。もっとも手軽なのは、iPad+Apple Pencilだ。いわゆる「9.7インチのiPad」がApple Pencilに対応している。3万7800円で購入でき、1万800円のApple Pencilと合わせても5万円程度で収まる。もちろん、Surfaceなどでもまったく問題ない。

 これからデジタル手書きをはじめれば、10年後にもメモが閲覧できるわけだ。

パソコンでは、ブラウザーChromeの拡張機能でGoogle Keepを閲覧できる

手書きのメモをパソコンで開いたところ

写真と組み合わせたメモもこのように見やすい

筆者プロフィール:戸田 覚

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。

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