戸田覚の週刊「ジバラ」-自分働き方改革のススメ【第39回】

Suicaで交通費精算を簡単に(1)


働き方改革は、自分自身の仕事を工夫して効率化することから始まる。それを「自分働き方改革(ジバラ)」と呼ぶ。本連載は、少しでも作業を効率化して、時間を効率的に使おうというのがコンセプトだ。今回は、Suicaを使った交通費の精算方法を紹介する。

文/戸田 覚


Suicaの履歴はスマホで簡単に見られる

 最近は、Suicaを使って電車を利用するのが普通になった。スマホで利用できる「モバイルSuica」を使っている人が多いだろう。せっかく乗り降りのデータがあるのだから、それを使って交通費の精算ができないだろうか――というのがテーマだ。なお、JR東日本のSuica以外の地域のサービスは筆者が利用していないので、同じことができるかどうか不明だ。もし試してできた方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたい。

 ここまでSuicaを使うのが普通になったのだから、会社の交通費精算もSuicaでOKとしている企業がほとんどだろう。いまだにキップと領収書を求められるのは、新幹線など遠距離で高額な料金の交通費だけだろう。

 スマホで利用できるモバイルSuicaでは、IDやパスワードを入力してログインすれば、運賃の履歴が簡単にチェックできる。スマホでSuicaのアプリを開き、「SF履歴」を表示すればいいのだ。

 今どき、いちいち電車を利用したときにメモを記録している人はいないと思うが、この画面を見た方が手っ取り早いし正確だ。モバイルSuicaで交通費を精算している方は、この画面を使っているケースが多いはずだ。

モバイルSuicaの画面。今回はiPhoneの画面を例にする

iPhone上で表示した利用履歴

明細を作りたい

 とはいえ、せっかくデータがあるのだから、いちいち手で入力せずに明細にしたいのだが、どうすればいいだろう?

 そこで利用したいのが、モバイルSuicaのウェブページだ。ここでは、利用状況をチェックして、リスト状に表示可能だ。まあ、データはスマホで見るのと変わらないのだが、PDFファイルで簡単に出力できる。

 そもそも、スマホではモバイルSuicaのアプリがあるので、ウェブページを使うという感覚がなかったのだが、調べてみるとなかなか便利な機能がある。ただし、PDFファイルとして出力して印刷するなら、スマホで見るよりパソコンを利用した方が、手っ取り早い。ということで、おすすめは、パソコンでモバイルSuicaのページを利用する方法だ。

 さて、問題はここからでせっかくだからこのデータをExcelで利用したい。その方法は次回紹介しよう。

パソコンでJR東日本のモバイルSuicaのページにアクセスする

ユーザーとしてログインする。スマホのSuicaのID、パスワードと同じだ

利用履歴の画面。「表示された履歴を印刷」でPDF形式に出力できる

筆者プロフィール:戸田 覚

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。