1分でわかるIT用語集

ウェブ会議

インターネット網を利用し、距離の離れた場所を映像や音声でコミュニケーションが取れるようにする仕組み。従来のビデオ会議では専用の機材や特定の場所でしか行えなかったが、ウェブ会議はインターネットにつながる環境があればどこでも手軽に使うことができる。

必要な機材はパソコンとWebカメラ、音声を送受信するためのマイクとスピーカー程度の簡易な機器であり、スマートフォンを活用することもできる。会社の複数支店の会議室を接続して会議を行ったり、外部とのコミュニケーションに用いたりすることで、その場を訪問する経費や時間を節約することができる。

また、離れた場所でのチーム作業におけるコミュニケーション促進などにも使えるので、サテライトオフィスや在宅勤務で離れた場所で仕事をしている社員との情報共有や勤務状況の確認に用いることができる。場所を選ばず、様々な働き方をする社員とのコミュニケーション活性化が図れることから、働き方改革では導入必須のソリューションとなっている。

(陣武雅文)