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サードパーティデータ

「サードパーティデータ(3rd party data)」は、第三者が提供するデータのこと。リサーチ会社やマーケティング会社などから、広告ターゲティング、パーソナライゼーション、分析などの目的で使用する企業や広告主に販売される。

サードパーティデータの主な収集方法は、ユーザーのオンライン行動に関連する。Webサイトの閲覧履歴、ECサイトの購買・取引履歴、SNSへの投稿などだ。また、市場調査会社やリサーチ機関が実施するアンケートや調査から得られるデータも含まれる。

サードパーティデータは、自社の顧客から収集するファーストパーティデータよりも幅広い情報にアクセスできるため、より効果的なマーケティングキャンペーンの立案、ターゲティングの改善、投資収益率の向上に活用することができる。

サードパーティデータの最大のデメリットは、プライバシー侵害のリスクが高いことにある。多くの場合、自分のデータが収集・販売され、どのように使用されているかを十分に理解していない。これは、データ漏洩、個人情報の盗難などにつながる懸念がある。また、様々なソースから収集されるデータへの信頼性は必ずしも高いとは限らない。

個人情報保護法の改正を背景とした「Cookie規制」により、サードパーティデータを取り巻く環境が大きく変化している。今後はサードパーティデータの利用が難しくなり、相対的にファーストパーティデータの重要性が高まると言われている。
(青木逸美)