1分でわかるIT用語集

CPU

CPU(Central Processing Unit)は、「中央演算処理装置」と訳される。「プロセッサ」と呼ばれることもある。パソコンやスマホなど、デバイスの頭脳にあたる装置で、周辺機器やソフトウェアからの指示を処理したり、メモリなどを制御したりする。CPUの処理が速いほど、デバイスは快適に動作する。

CPUはごく小さなパーツだが、パソコンの性能を左右する重要な役割を担っている。CPUの性能(スペック)を測るポイントは、以下の4つがある。

【コア数】
CPUの核(コア)となる部分。コアごとに複数の命令を処理できるので、数が多いほど同時に行える処理が増え、速度が上がる。

【スレッド数】
CPUが実行する処理の単位をスレッドという。1コアにつき1スレッドが基本だが、1つのコアが2つのスレッドを実行できる「マルチスレッディング」もある。

【クロック周波数】
CPUの処理速度を示す数値で、単位はHz(ヘルツ)。コア数やスレッド数が同等のCPUであれば、クロック周波数が大きいほど処理速度が速くなる。

【キャッシュ容量】
CPUに内蔵されているメモリのこと。外部から受け取ったデータを一時的に保管する。キャッシュ容量が大きいほど処理速度も速くなる。

ほかにも、CPUには開発世代(開発コード)があり、世代が新しくなるほど1コア・1GHzあたりの性能が高くなる。

スペックが高いCPUを搭載するパソコンほど高性能だが、かかるコストも高くなる。高い処理能力を必要とする用途でなければ、無駄な出費になりかねない。例えば、ビジネスで主にオフィスソフトを使用するのであれば、高性能なCPUでなくても快適に動作する。パソコンの用途を決めてから、最適なCPUを選択することをお薦めする。
(青木逸美)