SNSの運用支援をしていると、担当者からさまざまな疑問や悩みが寄せられます。内容は多岐にわたりますが、特に多いものに関してまとめました。より詳細な解説にも飛べるよう関連記事へのリンクを貼っていますので、ぜひ参考にしてください。


以下の5点について解説します。

  • Twitterの投稿頻度について
  • 自分からフォローすべきかどうか
  • 頑張って投稿していてもフォロワーが増えない
  • ユーザーがつけてくれたコメントに反応すべき?
  • キャンペーンの実施について

Twitterの投稿頻度は? 毎日投稿すべきでしょうか?

さまざまなSNSがある中で、Twitterはもっとも「流れのはやい」ツールです。投稿したツイートが、あっという間に過去のものになってしまいます。こうした特性をふまえると、やはりTwitterの投稿は毎日行った方がよいでしょう。ネタがない場合は「おはよう」の挨拶だけでもよいので、取り組んでみてください。

自分からフォローした方がよいのでしょうか?

運用方針にもよりますが、フォローに関するルールに自由度があるのであれば、こちらからフォローすることをおすすめしています。Twitterは交流性の高いツールであることと、こちらからフォローすることによって、相手に気づいてもらえる可能性が高まるからです。

「知らない人をフォローしてもよいのか?」と聞かれることがありますが、知らない人同士交流することがSNSの醍醐味の一つと考えると、答えは明白ではないでしょうか。

頑張って投稿しているのですがフォロワーが増えません

「頑張っているのにフォロワーが増えない…」とても多い悩みです。原因はさまざまですが、「Twitterの運用=投稿すること」と考えてしまって、「そもそも交流するツールである」という大前提を置き去りにしてしまっている可能性もあります。

特にアカウントを作成したばかりの頃や、一方通行な運用しかしていない場合、「交流」に力を入れていただくことで、反応数やフォロワー数が伸びていくケースはたくさんあります。

以前「Twitterのフォロワーを増やそう」という記事を書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ユーザーが自社商品やサービスに言及している場合、反応すべきでしょうか?

Twitterに限らず、SNSで自社の商品やサービスに言及している投稿があったら、ぜひ反応してください。コメントを付けるのが大変なのであれば、「いいね」だけでもよいと思います。また、ポジティブな内容であれば、そのままリツイートするのもおすすめです。

一方ネガティブな反応があった場合は、サポートへ案内する、必要があれば謝罪する等、真摯に対応するようにしてください。商品・サービスの提供元から丁寧な対応を受けたことで、ファンになってくれる場合もあります。

キャンペーンはやったほうがよいのでしょうか?

フォロワーを増やしたい、あるいは新商品やサービスをリリースする場合は、ぜひキャンペーンを実施してください。Twitterの場合は「フォロー&リツイートキャンペーン」の形式をおすすめします。

またキャンペーンを行う際、広告と組み合わせるとより大きな成果が期待できます。普段Twitter広告を使っていない場合も、キャンペーンの時だけは導入を検討してみるとよいでしょう。

まとめ

基本的な操作はできても、本格的に運用するとなるとさまざまな疑問が出てきますよね。今回はTwitter運用に関するよくある疑問についてまとめました。関連記事へのリンクもありますので、ぜひ役立ててくださいね。

著者プロフィール

志鎌 真奈美(しかま まなみ)

チーフSNSマネージャー/Shikama.net代表。97年からウェブ制作を開始し5年間の会社員生活を経て2002年に独立。ウェブ制作のほか、IT・ウェブ活用のコンサルティングやSNS導入・活用支援、講師業にも従事。書籍4冊執筆、教員経験あり。
https://shikama.net/ @shikama75(Twitter/Instagram)