段組の詳細設定

 段組は、メニューから「2段」「3段」と選択するだけで設定できるのでとても簡単だ。しかし、見た目がイマイチだと感じたり、よりこだわりたい場合には、詳細設定を利用しよう。段組のメニューの一番下の「段組みの詳細設定」をクリックする。
 このメニューでは特に段の幅と間隔を設定できるのが便利だ。標準設定では、段の間隔が広すぎると感じたらぜひ微調整してみたい。

範囲を指定したら、段組のメニューから「段組の詳細設定」をクリックする

範囲を指定したら、段組のメニューから「段組の詳細設定」をクリックする

特に間隔の調整が重要だ

特に間隔の調整が重要だ

2つ目のブロックは段組の間隔が狭くなっていることがわかるだろう。読みやすさもずいぶん変わったはずだ

2つ目のブロックは段組の間隔が狭くなっていることがわかるだろう。読みやすさもずいぶん変わったはずだ

縦書きでも段組が有効

 段組は横書きだけでなく縦書きではもっと有効だ。新聞を見ればわかるように、日本語の書類は縦書きほど細かな段組を多用する。どうやら横書きの方が、1行が長くても読みやすいようだ。1行の長い縦書きは読みにくいことが多いので、多めの段組を入れていこう。
 段組の使い方は以上だが、実は写真や図をレイアウトしやすくなるメリットもある。これは別の機会に紹介していくこととする。

縦書きの書類も1行が長いと読みにくい

縦書きの書類も1行が長いと読みにくい

段組を設定すると読みやすくなる

段組を設定すると読みやすくなる

サブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」

「Microsoft 365」のご利用にはサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」がお薦めです!

著者プロフィール

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。
戸田覚チャンネル youtube.com/c/todasatoru