デザイナーを使おう

 縦でうまくレイアウトするには、テーマを使うだけでなく「デザイナー」を活用することをおすすめする。適当に要素を並べたあとで、デザイナーから候補を見つけるようにすれば、それなりにうまくレイアウトできるはずだ。
 スマホで読むことを前提にあまり文字数を多くしないようにしたい。

デザイナーを使うと縦でも上手にレイアウトしてくれる

デザイナーを使うと縦でも上手にレイアウトしてくれる

先に文字などの要素を入力しよう

先に文字などの要素を入力しよう

要素を入力してからデザイナーの提案を受け入れる形がベストだ。なお、要素次第では提案されないこともある

要素を入力してからデザイナーの提案を受け入れる形がベストだ。なお、要素次第では提案されないこともある

こちらのイラストはPowerPointの標準機能「ストックフォト」を利用した。画像の使い方も縦表示のポイントだ

こちらのイラストはPowerPointの標準機能「ストックフォト」を利用した。画像の使い方も縦表示のポイントだ

スマホでの見え方

 縦のスライドをスマホで表示するには、スマホ用のMicrosoft 365を開いてOneDriveからファイルを探せばいい。もちろん、メールで届いたファイルを開いてもいいだろう。スライドを顧客に送信する場合には、相手がPowerPointを使えない可能性もあるので、PDF形式で保存して送るといい。
 次回は、すでに横で出来上がっているスライドを縦に変換していく。

作成したスライドをiPhoneのPowerPointで表示した。スクロールして、次々にスライドを表示できる

作成したスライドをiPhoneのPowerPointで表示した。スクロールして、次々にスライドを表示できる

サブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」

「Microsoft 365」のご利用にはサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」がお薦めです!

著者プロフィール

戸田 覚(とだ さとる)

1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。
戸田覚チャンネル youtube.com/c/todasatoru