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2017/08/17

ジャイアン鈴木の「仕事が捗るガジェット」 - 第14回

あらゆる仕事のスタイルに対応する新型「Surface Pro」の進化点とは?



マイクロソフト 新「Surface Pro」

ノートPCスタイルでもタブレット端末としても活用できる2in1 PCがいまPC市場を席巻しています。市場を創出したマイクロソフトに続き、ASUSや日本HP、そしてアップルなど多くのメーカーがこの市場に参入しました。本記事ではナンバリングをリセットして再スタートした新型「Surface Pro」の進化点やスマートワーク的使い勝手について解説します。

文/ジャイアン鈴木


外観はそのままに中身を一新した新モデル

 日本マイクロソフトは新「Surface Pro」を5月26日に日本国内で発表し、6月15日より販売を開始しました。現在日本国内で販売されている法人向けモデルは下記の6モデルになっています。

法人向けモデル

型番 CPU ストレージ メモリー 参考価格 (税別)※
FJS-00014 第 7 世代 インテル Core m3 128GB 4GB 9万3800円
FJU-00014 第 7 世代 インテル Core i5 128GB 4GB 11万4800円
FJY-00014 256GB 8GB 13万4800円
FKG-00014 第 7 世代 インテル Core i7 256GB 8GB 17万8800円
FKJ-00014 512GB 16GB 24万7800円
FKL-00014 1TB 16GB 30万3800円

※価格は全て参考価格 (税別) のため、実際の販売価格はリセラー各社にお問い合わせください。

 ナンバリングをリセットして再スタートを切ったSurface Proですが、外観上は大きな変更点はありません。本体サイズはSurface Pro 4の約292.1×201.4×8.4mm、重量は約786g(Core i7モデル)に対し、新Surface Proは本体サイズ約292.1×201.42×8.45mm、重量は約782g(Core i7モデル)とほとんど変わっていません。しかし新Surface Proは内部的には完全に新設計となっており、大幅な進化を遂げています。

左が新Surface Pro、右がSurface Pro 4。ちょっと見ただけでは両機種の違いはわからない。

上が新Surface Pro、下がSurface Pro 4。細部を見てみるとSurface Proは側面がカーブしているのがわかる。手の当たりを柔らかくするためのデザイン変更だ。

 新Surface Proの主な進化点は、最新のプロセッサー(第7世代、KabyLake)を採用したことによる約20%の処理性能の向上やCore i5モデルのファンレス化、Core i7モデルのファン静粛化、約9時間から約13.5時間への連続動作時間の向上などが挙げられます。

本体前面。上部には500万画素フロントカメラと、Windows Helloによる顔認証ロック解除のための赤外線カメラが搭載されている。

本体背面。上部には800万画素のリアカメラを搭載。下半分は自立させるための「キックスタンド」となっている。

キックスタンドは最大165度まで開くようになり、ディスプレイ面を実測7度まで寝かせられるようになった。

本体上面には電源ボタンとボリュームボタンを配置。

本体右側面にはMini DisplayPort、USB 3.0 Type-A端子、電源端子(SurfaceConnect)を用意。最近他社製品で普及しているUSB Type-C端子の採用は見送られている。

底面にはキーボードカバー用の金属接点が設けられている。

左が新型「Surfaceペン」別売1万2744円(税込)、右が「Signatureタイプカバー」別売2万952円(税込)。Surface Pro本体には付属しないので、別途購入する必要がある。

 使い勝手に関わる点で大きく進化したのがスタイラスです。新Surface Proと、8月15日に発売される新型Surfaceペンを組み合わせると、筆圧感知が従来の1024段階から4096段階に向上し、傾き検知機能にも対応します。また、描画の遅延(レイテンシー)が21ミリ秒に短縮されます。4096段階の筆圧感知と21ミリ秒のレイテンシーはメモ書き程度ではあまり恩恵はないのですが、傾き検知機能はペン先のタッチを操れるので、イラストを描く方にとっては非常に有用な機能でしょう。

これは傾き検知機能に対応したドローアプリ「Zen Brush 2」。ペン先の角度によって筆先のタッチが変化する。

 なお、製品公式サイトでは特に謳われていませんが、ディスプレイの色域も広くなっているようです。ディスプレイキャリブレーション製品「i1Display Pro」で作ったICCプロファイルを、色度図を作成する「ColorAC」でチェックしたところ、Surface Pro 4がsRGB比で95.0%だったところ、新Surface Proが98.4%と広くなっていました。つまり新Surface Proのほうがより広い色域をカバーしているので、色の表現力も高いことになります。

Surface Proはカラープロファイルを「Enhanced」と「sRGB」から選択可能。Enhancedのほうがより広い色域をカバーしている。

これはSurface Proの色域をsRGBの色域と比較したところ。Surface ProのディスプレイはsRGBの98.4%の色域をカバーしている。

左が新Surface Pro、右がSurface Pro 4。新Surface Proのほうが実際に近い色で赤が発色されており、またグラデーションもきめ細かく表現されている。

 外観はほとんど変更されなかった新Surface Proですが、以上のように細部にいたるまで大幅なアップグレードが施されています。モバイルワークに最適なサイズ感と重量であり、パフォーマンスだけでなく、スタイラスの機能やディスプレイの色再現性の向上に注力されているので、Officeアプリを使った事務的作業だけでなく、イラストレーターやデザイナーの域にまで魅力的なモデルだと言えます。

なお、新Surface Proには2017年秋にLTE搭載モデルが追加される予定です。無線LAN環境に依存せず、さまざまな場所でいつでも通信可能なテレワークを実現するモバイルノートPCを求めているのであれば、その発売を待つことを強くオススメします。

筆者プロフィール:ジャイアン鈴木

EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。

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