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2021/06/25

ジャイアン鈴木の「仕事が捗るガジェット」 - 第48回

CO2濃度を計測し換気のタイミングを知らせてくれるスマホ連携センサー「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」


ラトックシステム「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」1万5800円(税別)

現在、オフィスや店舗などでこまめな換気が推奨されています。特にコロナ禍のいまは換気が重要であり、人が多ければより大きく空気の入れ替えが必要となるので、なにか目安になる指標がほしいところです。そこで今回は、CO2濃度を常時計測し、空気がよどんでいないかを監視してくれるスマホ連携センサーをご紹介します。

文/ジャイアン鈴木


CO2濃度と温度が設定値を超えた場合にスマホに通知可能

ラトックシステムの「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」は、CO2濃度、温度、湿度を計測可能なセンサーです。Wi-Fi機能を備えており、本製品をオフィスや店舗の無線LANルーターと接続しておけば、スマートフォンからリアルタイムにCO2濃度、温度、湿度を確認可能。また、CO2濃度と温度が設定値を超えた場合にスマートフォンに警告を知らせてくる通知機能が用意されています。この通知に合わせて換気すればよいわけです。

手元でCO2濃度、温度、湿度のリアルタイムな数値を確認できます

センサーには高精度なPASens技術を採用

本製品にはセンシリオン社製PASens技術が採用されたCO2センサーを内蔵。従来のNDIR方式と比べて、生活空間(約2500ppm)で高精度なCO2濃度計測が可能とうたわれています。CO2の測定範囲は0~5000ppmで精度は50ppm±5%です。

通信方式はIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)を採用。iOS 12以降、Android 6以降のスマートフォン、タブレットに対応しており、専用アプリの「エアミル2W」をApp Store、Playストアから入手可能です。

本体のサイズは約76×76×36mm、重量は約90g。USB接続のACアダプターとUSBケーブルが同梱されており、横置き、壁掛けに対応します。1つのアプリに複数のセンサーを登録できるので、設置空間が広い場合でもまんべんなくモニタリング可能です。

パッケージには本体、USB接続のACアダプター、USBケーブル、セットアップガイドが同梱

フットプリントは約76×76mm

本体底面には壁掛け用の穴が設けられています

本体側面には電源ポート(micro USB Type-B)とWPS/リセットボタンを用意

温湿度センサーは開いて使用します

USBケーブルの長さは実測150cm

USB接続のACアダプターの仕様は、入力100-240V~0.4A、出力5V 1A

アプリ利用のためにアカウント登録は不要

セットアップは、専用アプリケーション「エアミル2W」のインストール、電源の接続、本体底面のQRコードの読み取り、スマホから本製品にWi-Fi接続、無線LANルーターの選択とパスワード入力で完了します。

アプリケーションを利用するために、アカウントを取得する必要はありません。特に詰まるところはないですが、設定前にスマートフォンを2.4GHz帯のSSIDに接続する必要がある点には注意してください。なお、最近の無線LANルーターのなかには2.4GHz帯と5GHz帯で同じSSIDを使用する機種がありますが、その場合は共通SSIDを使用して問題ありません。

まずは、専用アプリケーション「エアミル2W」のインストール、電源の接続、本体底面のQRコードの読み取り……

続いて、スマホから本製品にWi-Fi接続、無線LANルーターの選択とパスワード入力……と進みます。手順通りに設定が完了すれば、CO2濃度、気温、湿度を示すホーム画面が表示されます

実際に使ってみた感想は?

さて実際に使ってみた感想ですがセンサーの精度は高いと思われます。ほかにCO2センサーを持っていないので、計測データからの推測となりますが、筆者が部屋にこもっている時間はしっかりとCO2濃度が上昇していきました。最近エアコンつけっぱなしで閉め切った部屋で仕事していますが、ちょっと自分でもひくぐらいCO2濃度が上昇しています。ひとりきりでも換気は大事ですね。

ホーム画面には「温度」、「湿度」、「CO2」のタブがあり、それぞれの推移を確認できます

ホーム画面で「環境アドバイザー」をタップすると、現在値にどのようなリスクがあるのかアドバイスを受けられます

CO2濃度は最高2246ppmを記録しました

計測データはCSV形式でダウンロード可能です

ちなみに本製品のセットアップガイドによれば、CO2濃度は0~999ppmが「良好」、1000~1999ppmが「注意が必要」、2000ppm以上が「深刻な影響を受ける可能性あり」とのこと。本製品を試用した直近の3日間だけでも何度も1000ppmをぶっちぎっているので、せめて1時間に1回は換気することを決意しました。

0~999ppmは「緑」、1000~1999ppmが「橙」、2000ppm以上が「赤」で目盛り表示されます。本体を目立つ場所に設置していればチラ見するだけで大体のCO2濃度をチェックできるわけです

とは言っても、やはり確実なのはスマホへの通知。スマートウォッチなどを組み合わせれば、換気のタイミングを見逃す心配はなくなります。ただ、通知を受けられるのが1台のスマホだけというのが残念。メーリングリストのアドレスなどを登録して、複数人が通知を受けられるような機能を実装してほしいですね。

通知はスマートフォンではこのように表示されます

CO2濃度と温度の値が、一定時間継続した際に通知するように設定できます。一時的な要因による通知を削減できるわけです

法人向けにシステム組み込み、クラウド連携などの案件を受け付け中

なにかに集中していると換気を忘れがち。その点、本製品を活用すれば、CO2濃度の上昇を見逃す心配は格段に減ります。システム組み込み、クラウド連携などの案件を受け付けているので「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」は基本的には法人向けの製品ですが、快適な室内環境を維持するため個人用にも魅力的な製品と言えます。

ジャイアン鈴木

筆者プロフィール:ジャイアン鈴木

EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。

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