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2018/06/05

ジャイアン鈴木の「仕事が捗るガジェット」 - 第22回

キーボードにPC本体を入れてしまった、テレワークに最適なキーボードPC実機レビュー



テックウインド「キーボードPCⅡ -Pro Edition-(WKA-W10PBK)」

PCの設置、移動は面倒な作業です。また複数台導入するとなるとそのコストも馬鹿になりません。そこで今回ご紹介したいのが「キーボードPCⅡ -Pro Edition-」。トラックパッド付きキーボードにPCが一体化されており、しかもバッテリー内蔵。ディスプレーや薄型テレビに接続するだけでPC環境を構築できます。

文/ジャイアン鈴木


Windows 10 Pro搭載でオフィス利用にも最適

 テックウインドの「キーボードPCⅡ -Pro Edition-(WKA-W10PBK)」は、トラックパッド付きキーボード一体型のWindows PC。バッテリーを内蔵しており、ACアダプターを接続しなくても運用可能な身軽さが売りの製品です。

テックウインド「キーボードPCⅡ -Pro Edition-(WKA-W10PBK)」2万6784円(税込)

OSは「Windows 10 Pro 64bit版」、CPUは「Atom x5-Z8350」(4コア)、メモリーは4GB、ストレージは32GB(eMMC)を搭載。本体サイズは 321.46(W)×115(D)×26.6(H)mm、重量は約550g。本体内に6000mAhのバッテリーを内蔵しており、ACアダプターと接続しなくても最大で約6時間の利用が可能です。

同梱品は、本体、ACアダプター、取り扱い説明書、「USB回復ドライブ」作成のためのチラシとシンプルな構成です

本体の実測重量は547.5g

ACアダプターの実測重量は119.5g

ACアダプターの仕様は、入力が100-240V、50/60Hz、0.5Aで出力が5V、3A。端子はDCプラグ。次期モデルでは、microUSBやUSB Type-Cなどで給電できるように仕様変更してほしいですね

端子類は背面に集中しており、電源ボタン、ヘッドフォン、VGA、LAN、USB3.0、USB2.0、HDMI、AC入力、microSDカードスロット(最大64GB)といった端子が並んでいます。

またマイクが本体上面、ステレオスピーカーが左右側面に搭載されています。ヘッドセットなどを装着しなくても、Skypeなどで通話できるのはテレワークで重宝しますね。

本体上面。右側にタッチパッドが搭載されています

本体底面はフラットな構造です。4隅にゴム足が設けられています

本体背面。左から電源ボタン、ヘッドフォン端子、VGA端子、LAN端子、USB3.0端子、USB2.0端子、HDMI端子、AC入力端子、microSDカードスロット(最大64GB)が配置されています

左右側面にはステレオスピーカーが搭載されています

コンパクトさが売りの本製品ですが、そのぶんキーボードはやや窮屈です。また、右にShiftキーがなく、バックスラッシュがカーソルキーの右に配置されている点が特殊ですね。とは言ってもノートPCなどのキーボードを普段使っているのであれば、すぐに慣れるレベルです。タイピング音はそれほど甲高くないですし、キーストロークも深めに確保されています。私は数時間でそれなりのスピードで入力できるようになりました。

タッチパッドは1本指で左クリック、2本指で右クリックを入力するという仕様です。物理的なボタンはありません。Windows 10の「高精度タッチパッド」には対応していませんが、3本指の上スライドでウィンドウ一覧表示、4本指のタッチでアクションセンターの呼び出しなど、各種ジェスチャーが実装されています。個人的には快適に利用できました。

キーボードは82キーの日本語配列。キーピッチは狭いですが、キーとキーの間に仕切りがあるアイソレーションタイプを採用しているので、慣れれば高速にタイピング可能です

パフォーマンスは率直に言って、割り切りが必要なレベルです。オフィスアプリやウェブブラウジング用途ならまずまず実用的に利用できますが、Adobeなどのクリエイティブ系アプリを動かすのはかなり厳しいです。そもそも初回起動時のストレージ空き容量が18.36GBしかないので、多くのアプリをインストールできません。OSのセキュリティアップデートは頻繁にあるので、ある程度のストレージ空き容量が要求されます。インストールするアプリを厳選し、データ類はmicroSDカードに保存したり、クラウドにアップロードするなどの工夫が必要でしょう。

Windows 10のシステム情報

初回起動時のストレージの空き容量は18.36GB

CPUとグラフィックス(OpenGL)のパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R15」の結果は、CPUが100cb、OpenGLが7.89fps。オフィスアプリなら使えますが、クリエイティブ系アプリの利用はかなり厳しいです

ストレージの速度を計測する「CrystalDiskMark 6.0.0」のシーケンシャルリードは139.2MB/s、シーケンシャルライトは93.28MB/s

キーボードPCⅡは、オフィスソフトの利用やネット閲覧などをする作業であれば十分。「Windows 10 Pro」を標準搭載することでドメインに参加できるようになるなど、従来モデルよりオフィス環境での利用が便利になりました。HDMIケーブルで接続するだけで使える点は、テレビやディスプレーのある環境なら持ち運んで差すだけで利用できる手軽さは意外と便利。リビング用のPCとして利用するのもありでしょう。価格も通常のノートPCを購入するより安価に抑えられているので、テレワーク用にPCを大量導入する際にピッタリの製品と言えるでしょう。

ジャイアン鈴木

筆者プロフィール:ジャイアン鈴木

EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始しました。

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