ITの活用で働き方を変える!スマートワーク総研は、ITを活用したワークスタイルの変革を応援する法人様向けサイトです。 スマートワーク総研とは?

新規登録
MENU

スマートワーク総研

このエントリーをはてなブックマークに追加

2017/08/04

栃木から働き方改革関連ソリューションを発信! From とちぎゾーン

「DISわぁるど in とちぎ 宇都宮」レポートその2

「DISわぁるど in とちぎ 宇都宮」では、プラットフォームやセキュリティといったブースカテゴリと並んで「Fromとちぎ」というカテゴリを設け、栃木県発のソリューションがアピールされていた。ここではスマートワーク総研として気になる働き方改革関連のブースをいくつか紹介する。

文/陣武雅文


いつでもどこでもWeb会議が始められる

 藤井産業株式会社のブースに展示されていたのは、NTTドコモのWeb会議ソリューションである「sMeeting」。通常のWeb会議といえば、本社と支店の会議室を接続したり、取引先とのテレビ電話会議などに用いられることが一般的だが、この「sMeeting」では、それ以外の端末であるスマートフォンやタブレットPCなどを接続することができる。

 これにより、本社と支店に加え、出張先に営業の3点を結ぶといったことが可能となり、単なるWeb会議ではなく、アグレッシブな営業活動を行うことが可能だ。スマートフォンやタブレットPCといったモバイル端末を含めて会議が行えるので、システムがないような場所、たとえば出張の宿泊先で会議に参加するなどということもできるようになる。

藤井産業株式会社のブース。

sMeetingは10ライセンスで42万円/年のLiteプランと、25ライセンスで60万円/年のStandardプランがある。Standardプランは1ライセンス2000円で追加可能。

銀行の総研が提供するマイナンバー管理システム

 株式会社あしぎん総合研究所は、足利銀行の子会社として、ITコンサルティングやソリューション提供などを行っている。今回、そのブースで目を引いたのは、マイナンバーの管理に必要な各機能(登録・出力・他システムとの連携・削除・バックアップ・利用者権限設定)を揃えたソリューション「m-Bank」だ。

 マイナンバーは一見、スマートワークとは無縁のように思われるが、マイナンバーの管理は従業員だけではなく、取引先や外注先など多岐にわたり、さらにその管理を厳格に行わなければならないので、担当者の負担はかなり大きい。m-Bankはその管理について、USBメモリを用いて簡易にしながら、利用制限や暗号化などで高度なセキュリティ対策を施している。結果、業務の効率化によって担当者の労働時間削減につながるというわけだ。

 個人番号をCSV形式で出力できるので、給与計算ソフトなど他社の業務アプリケーションとデータを連携させることも容易。なお、データは暗号化された上、パスワード付きのZIPファイルとして出力されるので、個人番号を会計事務所など業務委託先に渡す際もセキュリティは保たれる。また、USBメモリからUSBメモリへのバックアップも処理の終了時に自動、または任意の上で行えるので、いざというときはそのバックアップから復元することもできる。

株式会社あしぎん総合研究所のブース。

事前準備はPCのみでOK。インストールやセットアップも要らず、USBメモリ内で処理する独立タイプ。USBメモリの保管だけ注意すればよく、管理も運用も楽だ。

USBマイナンバー管理システム「m-Bank」の概要説明動画。

遠隔操作で住宅環境を簡単操作するソリューション

 株式会社アレックスでは、スマホやタブレットを用いて、住宅内の家電などを一括操作するソリューションを展示。トランクケースの中に小さな家を再現し、デモを行っていた。元々は農作業に従事する人向けに開発されたソリューションで、農作業中に家の外から住宅内の家電を操作する目的のものだったという。

 リモコンで遠隔操作できるものであれば、たいていの家電がこのソリューションで制御できる。デモでは、日が暮れる時間になると自動的に締まるカーテン、帰宅時間を見計らって稼働し始めるエアコン、ドアロックの開け閉めなどをアピールしていた。

 日中留守がちな家や、旅行などに出かけた際に、家に誰かが居るように振る舞うことができ、防犯対策になる。もちろん一般住居だけではなく、オフィスに導入することもできるので、セキュリティ対策に応用することも可能だ。

アレックスのブースでは、住宅のジオラマでデモンストレーションが行われていた。

要望に応えてカスタマイズIoT機器を開発

 株式会社ソフトエイジェンシーでは、クライアントからの要望に合わせてIoT機器開発を行うため、ソフトウェア/ハードウェアの標準システムを開発・提供している。標準システムをベースにすることでコストを短縮できるため、これまで資金面でIoT導入をあきらめていた企業も採用しやすくなるという。

 このブースの展示物でもう1つ目をひいたのは、「920MHz通信 LoRa評価システム」だ。使い勝手の良い無線接続はBluetoothなどの短距離の次が一気に3Gとなってしまい、その間を埋める中距離の規格が見当たらなかった。そこで同社は920MHz帯を使うことで、例えば1階のショールームの室温を4階の事務所で管理・制御するといったシステムを可能にした。

 さらに、静脈認証によるロックシステムも展示。こちらは指先を入れることで認証され、鍵が開く仕組みだ。鍵の開け閉めは自動的にクラウドに保存され、さらにスマートフォンなどに配信できる。オフィスのセキュリティ対策に有効だろう。

株式会社ソフトエイジェンシーのブース。

IoT機器開発のための標準システム。顧客の要望に即したカスタマイズが可能。

920MHz帯を使うことで、ビル3~4階分の距離での通信を可能にする。

指先の静脈認証で部屋への侵入を防ぎ、入退出記録も残るロックシステム。

あらかじめルールを決めて自動で最適シフトを編成

 関彰商事株式会社のブースに展示されていたのは勤怠管理システム。手のひらを乗せることで静脈認証され、時間帯が朝であれば、自動的に出勤したことが記録される。さらにこのシステム最大の特徴は、あらかじめ決められたルールを登録しておくことで、最適な勤務シフトを自動的に生成してくれること。例えば、この時間帯は最低何人が勤務しなければならないとか、この曜日はこの分野の人が必ず1人入る、あるいは何日連続勤務をしたら必ず休みが入るといった、あらかじめ作ったルールに沿ってシフトが作成される。

 また、勤務シフトは管理部や上長が確認することができ、部下の勤務状況把握のほか残業時間の確認もできる。もちろん、残業時間には上限を設けることができ、自動的に作成される勤務シフトにおいて、「この人にこれ以上の残業をさせない」という形でシフトが組まれるようになる。

 勤務状況は給与管理システムにも連動できるので、従業員への給与計算を自動化し、経理の負担を少なくさせるという効果もある。

関彰商事株式会社のブース。

出退勤の記録は、右側の装置の上に手をかざすだけ。朝であれば自動的に出勤、出勤後であれば退社か外出かを選んで記録する。

ルールを設定すると、勤務シフトを自動的に組んでくれる。元々は病院勤務者の勤怠を管理することを目標として作られているため、かなり細かい設定が可能。

筆者プロフィール:陣武雅文

元デザイナーながら、MS-DOS時代からパソコン書籍編集者を務める。インターネット黎明期からコンピュータネットワークにおけるコミュニティに興味を持ち、制作した書籍もネット関連やグループウェア関連が多い。現在は働き方改革と最新テクノロジーの関わり方に注目している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スマ研おすすめ!!

ピックアップ

ランキング

スマ研おすすめ!!

お気に入り機能を使うには会員登録が必要です。

資料をダウンロードするには会員登録が必要です。